テースティング


今日は頂いていたサンプルの一つのエチオピア シダモを煎ってテースティングしてみました。

モカはエチオピ産・イエメン産と5種類ぐらい試しているけど、なかなか納得のいく物に出会えません。

今のイルガチェフには満足していますが、いろいろとテースティングしてみて、本当に選ぶのが難しい豆だと思います。

今回のシダモも際立ったフレーバーもなく少し味ににごりを感じました。

今年はモカ全体が諸問題で入荷がまちまちになってしまったけど、来年のロットを楽しみにしています。

サンプル


今日は昨日いただいたサンプルを試しに煎ってみました。

これはパナマ エレタ農園の豆で煎った感じもよく、テースティングを行ったが実に上品な酸味があって、はじめに口に含むと香ばしさ、後味が柔らかな果実香といった、とても良い豆でした。

明日も残りのサンプルを煎ってみます。

新しい豆との出会い

いつも新しい豆を見かけたら卸業者からサンプルをいただき、自身で焙煎を行いテースティングをしています。

本当にこの時はいつも楽しくワクワクします。何か良い出会いになるのかなっていう感じです。今日も3品種ほどサンプルを発注しました。

みなさんはどう感じるかわかりませんがブラジルのコーヒー豆だけでも約50種類以上はテースティングしました。その中からまた新しく取り扱う事になった豆も近日中に届きます。

同じ農園でも品種、精製法などでカップも違い本当にコーヒーの世界の奥深さを感じます。ちなみに今度入荷の予定は
グアテマラ エルインフェルト農園ブルボン種
ブラジル ボンジャルディン農園ブルボンアマレロ種

この2銘柄です。 

豆を煎るという仕事

この間、店に来た知り合いの職人さんと話しました。その方は現在61歳ではやく隠居生活がしたいと言ってました。

会社を継ぐ息子さんがいるそうだけど、あまり継がせたくはないらしいのです。やはり今のご時勢なかなか厳しいそうです。
あと面白みがないと言っていました。

面白みがない?いろいろ聞いてみるとその方が職人の道に入り、会社を起こした頃はほとんどが手作業で、今は機械化されていて「自分が作った物だという感じがない」と寂しそうに言っていました。


僕の仕事は豆を煎る仕事。まだまだ手作業ばかりです。豆を一粒一粒選別し火力を考え設定し、排気スピードを考え空気を調節、煎りあがりの時には色を見て、香りをかぎ、音で判断して煎り上げる。

本当にアナログな感じです。でも「自分が作った物だ」という喜びがあります。またそれがお客さんの口に入り気に入ってもらえればさらに感激はひとしおです。

やっぱり人が作り、手の入っている物って、僕は好きです。

コーヒーの木

これ何の木かわかりますか?

正解はコーヒーの木なんです。高さが2〜3mぐらいなのでおそらくアラビカ種だとは思いますが・・・。どこの国のもので、どの品種なのかもよくわかりません。

ちょうどお店をはじめてから「コーヒー屋なんだから育ててみたら」といわれお客様からいただきました。

僕が育て始めてから実をつけました。生物にしろ植物にしろすくすくと育っていくのは嬉しい事です。

この間、うちの猫の画像をアップしましたが、実はもう一匹うちには生まれて4ヶ月の若手もいます。

その子の画像もまた後ほどアップさせてもらいます。

寒くなりましたねぇ

こちら愛媛も寒くなりました。比較的四国は暖かいのですが
やはり寒いものは寒いですね。

あ、申し遅れましたけど僕の飼っている猫です。「猫はコタツでまるくなる」ではないですけどこんな状態です。

でも、僕は冬が好きです。僕の大好きなラグビーも冬がシーズンですから。

また寒いとコーヒーもとてもおいしいですよね。これは科学的にもよく出来ているものです。

コーヒーは気温、湿度に敏感です。気温は10度高くなるとと劣化スピードが2倍といわれています。湿度についても同じぐらい重要です。冬は空気が乾燥するのでやはりコーヒー豆にとってはとても良い環境です。

だけど季節の変わり目は焙煎も変わってくるのでちょっと苦労します。でもコーヒー豆を焙煎していて季節が感じられるのもこの仕事のおかげです。

これからも良い豆に出会い、おいしく焙煎をしていけたらと思っています。