明日で仕事納め

本日は定休日でお休みをいただきました。

そして、明日2020年の仕事納めです。

お買い漏れの無いようお願いいたします。

「珈琲時間」に掲載されました

「珈琲時間」2021年冬号に取り上げられました。

珈琲の雑誌でNo.1の発行部数を誇る「珈琲時間」さんに当店のような地方の小さなお店が掲載していただくのは身に余る光栄です。

珈琲時間編集部の皆様いつも、綺麗に文章を纏めて頂きありがとうございます。

全国の書店にて発売開始です。

要チェックしてください。

パナマ・エスメラルダ農園ゲイシャ種完売&年末年始の営業について

ついに年末の大仕事パナマ・エスメラルダ農園ゲイシャ種が完売となり、ほっと一息しました。

エスメラルダ農園ゲイシャ種の焙煎はかなり高価で失敗は御法度。1回の焙煎で約8万円分となるのでいつもより緊張します。

ただ、かれこれ5年以上ゲイシャ種の焙煎に携ってきたので、精度はかなり高くなっています。

今年も良い感じですべての焙煎を終えることが出来ました。

年末年始のお休みを世界1のエスメラルダ農園ゲイシャ種を飲んでゆっくり過ごして頂きたいです。

そして、年末年始の営業日について

25日~28日通常営業(土、日、月曜日は17:00まで)

29日(定休日)

30日通常営業(18:00まで)

31日~1月3日(お休み)

1月4日通常営業(18:00まで)

1月5日(定休日)

飛び飛びになりますが、要チェックお願いいたします。

パナマ・エスメラルダ農園ゲイシャ種残り500gとなりました

19日から発売のパナマ・エスメラルダ農園ゲイシャ種もいよいよ残り500gとなりました。

早ければ明日にも完売いたします。早い者勝ちです!

毎年僕も自分用に100g買っています。

そして、ここでおススメの楽しみ方を書きます。

エスメラルダ農園は浅めに煎ってあるため、香りの馴染み方がゆるやかです。

豆のままが前提ですが常温で置いていても1ヶ月経ったあと飲んでも香りがかなり充満していました。

なので、購入後「早めに飲まないともったいない」と思わずに、1ヶ月は楽しむといった感じで飲んで頂くのがおススメです。

エスメラルダ農園ゲイシャ種はまさにフルーツジュース!その甘い香りと、綺麗な酸、スムースマウスフィールに酔いしれてください。

マイクロロット・ホンジュラス・タデウ農園残り3kgを切りました

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: honjyura.png

5日から発売しているマイクロロット・ホンジュラス・タデウ農園も大好評で残り3kgを切りました。

今回のタデウ農園の焙煎は僕の苦手とする浅煎り。サンプルでハイで煎りあげたのですが、良さが全く無し。

そこで、豆を手配してもらったTINY PONTA COFFEEの諏訪さんに相談しました。

TINY PONTA COFFEEの諏訪さんは老舗の珈琲屋から独立し、11月に東京は三鷹で一国一城の主として活躍しています。

諏訪さん2018年ローストマスターズ(焙煎技術コンテスト)で日本2位に輝いている実力者。

そして、何を隠そう元当店の常連さんで、業界の後輩です。

ただ、諏訪さんの探求心、ストイックさには頭が下がるばかりです。彼は焙煎の全てを知る者。

この良いコネを使わない手はありません(笑)

今回も煎りあげのタイミング。火の淹れ方とそのタイミング。

正しく焙煎処理が出来た時の、正しいカップ。について聞きました。

そして、いざ本番1バッチ目4kg。ミディアムよりも少し浅くなり、酸は綺麗に表現が出来たものの、香りは弱い。

2バッチ目4kg。ミディアムではあるがハイ近くになり綺麗な酸が弱め、香りも特徴的なものは弱い。これは間違いなくオーバー。

3バッチ目3kg。ピンポイントでハマり、カッピングすると諏訪さんに教えてもらっていた桃の香り、甘味、酸味のバランスの良さがしっかり表現できていました。

この1~3バッチのタイムラグは±10秒程度。これでかなりの香味の変化になるのです。

そして、特に精選度の高い高品質豆がピンポイントで狙わなければ最高の香味が出しにくいものとなっています。

カップオブエクセレンス等オークションロットは開業以来、扱っていますが凄く悩まされる豆があります。

ただ、そこも焙煎士としてのやりがいがあって面白いです。

しかし、日々勉強。痛切に感じます。

タデウ農園も残り3kgを切りました。完璧なバランスの豆です。

興味のある方はお早めにお求めください。

5日マイクロロット・ホンジュラス・タデウ農園発売

5日からマイクロロット・ホンジュラス・タデウ農園の発売です。

端的に説明するとマイクロロットは極少量生産でこだわりにこだわりぬかれた豆です。

酸味の綺麗さと濃厚な甘さ、そして、高品質な豆ならではのクリーンカップです。

15kg限定で予約殺到し、残り約4kgとなっています。興味のある方はお早めにお求めください。

そして、19日からはリピーターさんでほとんど完売状態になるパナマ・エスメラルダ農園ゲイシャ種の発売も決まっています。

10kg限定で現在約5kg予約頂いています。購入検討のかたは予約必至です。お早めにどうぞ。

ファミマの甘味焙煎?

ファミマのコーヒーが変わったと聞き、早速飲んでみたいと思いファミマにGO。

CMに稲垣吾郎さんを起用するという、力の入れ様に意気込みを感じます。

変わったというブレンドコーヒーとモカ・イルガチェフのブレンドがあったので2つを注文。

カップを取り、マシン脇の稲垣さんのPR内容を見てみると「甘味焙煎」の豆を使っているそうです。

コーヒーに携わる者なら、当たり前に知っている事ですが焙煎され抽出されたコーヒーに「甘味」成分はありません。

でも、甘味を感じる。そして、僕たち業界の人間も「甘味」と表現しています。

これは未だに科学的な実証されておらず、いくつかの説があります。

その1つは焙煎過程で180℃くらいからカラメル化が始まるのですが、そのカラメル香に起因するものと言われています。

例えばクッキーやケーキを焼いていると漂ってくる香りだけで、食べていなくても甘さを感じますよね!?

コーヒーにも香りの成分に甘味の香りがあって、それで甘く感じるものだと思います。

飲んでみて、これはプロとしての批判的なものではなくコーヒー好きとしての意見としては「何が?甘味焙煎?」です。

あまり、上手く甘味の表現がなされていません。

ここからはプロとしての技術論。テースティングして1番最初に入ってくる味の情報はブラジル・サントス(スタンダードランク)の深煎り、しかも、比較的に長時間焙煎されたものを甘味の素として配合していて、あとは深煎りの苦みが出ないよう中煎り程度の他の豆を混ぜたブレンドといった感じです。

サントスの深煎りはチョコフレーバーがあり、その香りの情報量が多いです。そこを甘味として使っているのでしょう。

ただ、もっと甘味を感じられる焙煎の施し方があります。

それでもあの価格であのクオリティに文句のある人はいないと思います。

そして、イルガチェフブレンド。何といってもスペシャルティ。

イルガチェフのワインやダージリン香が良いです。

ただ、個人的な意見としてはイルガチェフを使うのであればブレンドではなく、シングルで提供してほしいです。

せっかくのモカ香がもったいないです。スペシャルティなので、通常のブレンドコーヒーよりも40円高かったと思いますが、そうであればあと数十円乗せてシングルで出してほしいです。

その方がより、スペシャルティコーヒーの良さが伝わると思うのです。

それも、大手の緻密なマーケティング結果から、今の価格とクオリティを打ち出しているのでしょうね。

缶コーヒーもそうですが、大手の手掛けるコーヒーはとても付加価値を付ける上手さがあるので、いつも楽しみにしています。

甘味焙煎。ぜひ、お試しあれ。

3日間の焙煎

この土、日、月の3日間おそろしいほど豆を焙煎しました。

3日間集中して忙しいなんて日は珍しいので、少しバテてしまいました。

今日にいたっては6時30分~お仕事を開始し、16時まで全く休憩なく作業に没頭しました。なかでも人気のブラジル・サンロレンソ農園は4kg×3バッチ=12kg焙煎しました。

ようやく明日は定休日。明日もお仕事がたくさん山積みではありますが、ほんの少し休みをとって心と体に休息を与えてやりたいと思います。