水茄子のお漬物


今日お客さんから「水茄子のお漬物」をいただきました。

この水茄子は大阪泉州の名物で、一般的な茄子よりもあくが少なく、皮が薄い、肉質は柔らかで、なんといっても甘味があります。

今や全国的にも人気が高く有名ですよね。

母親に切るのを任せたのでちょっと邪道な切り方をしましたが、早速食しました・・・。やっぱり水茄子は最高です。

漬かりが浅い状態でいただいたので、皮の付近はしっかり漬かって甘しょっぱく、中はまだあっさりとした感じでした。

ですが、あの肉質の柔らかさが甘さを強く感じさせ、また素材の香りがするぐらいに漬かっていてとても良いマッチングです。

また2ついただいていたので、何日か置いて違う味わいを楽しみたいと思います。

本当に貴重な水茄子の漬物をいただきありがとうございました。

手を抜かない


今日はお休みなのでお昼の食事を「秀」さんでいただきました。

兄の小学生以来の友人がしているお店で、何度も行っているお店です。

ここの大将の仕事っぷりはいつ見ても最高です。

日本料理の世界は本当に奥が深いです。

素材を生かした調理法、素材の鮮度、料理が映えるような盛り付け、器、素材を生かす包丁(柳刃、出刃、薄刃、鰻、鱧、寿司切など関東・関西でも形が違います)

また、料理の幅も本膳、懐石、普茶、郷土、家庭料理と実にさまざまです。

約10年下積みを経て1人前といわれる世界です。

僕が好きなのは秀さんの大将はその長年培ってきた知識、技術を手を抜かずやっているのです。

僕が思うプロだと思う条件が1つあります。
それは自分の仕事に嘘をつかないことです。

1つ僕の仕事で言えば、豆の管理です。

当店では焙煎日より6日経った豆は廃棄するようにして、なるべく3日で売り切れるように焙煎するようにしています。

僕は毎日テースティングし、豆の香りを確かめた結果、6日にこだわりました。

自家焙煎店も豆の管理は、さまざまで1週間、2週間、1ヶ月、売切れるまで廃棄はしない。本当にいろいろです。

正直廃棄する豆があるときはへこみます。丹精こめて焙煎した豆をゴミにする。これは本当に悲しいです。

1日でも廃棄を伸ばせば良いのですが、それは絶対にしません。

僕は自分のこだわり、仕事で手を抜くと2つ3つと手を抜くに決まっています。

そこでしっかりとした仕事をしっかり出来るというのがプロなのでは、と考えています。

そんなしっかり手を抜かず仕事をしている秀さんの大将が好きなのです。

いつも食べに行くと、「明日からまた頑張るぞ」という気持ちなります。

久しぶりに飲んだ



今日はお仕事が終わって、いつもお世話になっているラグビー部時代の先輩と御飯を食べに行きました。

先輩は異常なくらいの酒豪で、先輩と飲んでいると僕も調子に乗って飲みすぎてしまいます。

僕は普段はお酒は飲まないのですが、おいしい料理を頂くときはさらにおいしさをあじわうため少量のお酒を飲みます。

ですが今日は飲みすぎました。少し反省です。

写真はお刺身の盛り合わせと揚げごぼうのサラダです。

揚げごぼうの香りがとても効いてアクセントになってとてもおいしかったです。

またいろいろ頂いたのですが、出汁がすごくおいしくとれていて、アサリの酒蒸し、揚げだし豆腐、雑炊のどれもおいしかったです。

ちなみにお店は「かばーわーるど」さんです。

愛媛県新居浜市徳常町8-33
17時30分〜0時00分(L.O23時30分)
月定休

ご興味のある方はいってみてください。

和三盆ロール


今は香川に住む10以上お付き合いのある方から、本場の和三盆を使ったロールケーキが届きました。

和菓子を食す方は耳にしたことのある「和三盆」だと思いますが、この和三盆は甘さが口のなかでさっと引いて、しつこさが無いのが特長です。

和三盆はサトウキビの茎を搾って汁を出した後、ある程度精製濾過して結晶化させます。この結晶化させた原料糖は白下糖といい、この白下糖を盆の上で適量の水を加えて練り上げて、砂糖の粒子を細かくする「研ぎ」といいます。この研ぎの作業を盆の上で三度行う事から「和三盆」の由来になっています。

本当にとても手間がかかる物なのです。

その和三盆糖をたっぷり使って、「TVチャンピオンケーキ職人選手権」2連覇のパティシエさんが作った和三盆ロールは絶品です。

興味のある方はどうぞ
菓子工房 ルーヴ http://www.lowe.co.jp/

「ご馳走」

今日はある会社の会長さんと奥様にお食事に招待していただき、お隣町の四国中央市のステーキ毛利に行き「ご馳走」になりました。

お店に着いて座席に座り、注文せずとも次から次へと鉄板に食材が並び、シェフが焼いたものをいただき、そして食べ終わりお会計を支払おうと思っていたのですが、会長さんが「行きますよ」と一言。

よくある「僕が払います。」「いや、私が。」のやりとりをすることもなく、お会計を済ませてくれているのです。一切会長さんも奥様も席を外す事がなかったのに・・・。

何から何まで僕が気を使わないで良いようにしてくれているのです。

食事ももちろんおいしく感動したのですが、お2人の気遣いがたまらなくうれしくなりました。

ご馳走・・・”食べ物”やその”もてなし”といった意味合いで使われていますが、 仏法の守護神である「韋駄天と呼ばれる神が、方々を駆け回り、仏陀のための食材を集めてきた」ことに由来すると言われています。

それぐらい相手のことを考えもてなす。なかなかできることではありません。

本当に「ご馳走様」でした。

最高においしいステーキでした。
ステーキ毛利

住所 愛媛県 四国中央市 三島中央5-8-68

TEL 0896-24-7800

アクセス 伊予三嶋郵便局から、県道上分三島線を四国中央市役所方面へ向かって徒歩3分左側にあります。
定休日 日曜日
営業時間 【平日・土・祝・祝前】
通常 17:30 〜 22:00 (L.O.21:00)
ランチ 11:30 〜 14:00

懐かしい


今日のお仕事が終わり、お蕎麦を食べに行きました。

実はここのお蕎麦は僕が幼少期から食していて、もう25年以上はいただいています。

このお店は「茶山」さんというのですが、この5月10日にオープンしたお店です。

地元では超有名な万作さんの娘さんでこの度晴れて独立されたのです。

しかし、味は不思議ですね。ご近所さんでよく行く機会があって、おじちゃんの代から味わっていた味が娘さんにしっかり伝わっていて、食べた瞬間に「ああこの味だ。」って20数年前に初めて食べたことを思い出す。

また素晴らしいことにおじちゃんのお孫さんが、このお店をお母さんと一緒に営んでいます。

本当におじちゃんとお母さんが残した味を守っていって欲しいですね。

ちなみに今日はお蕎麦と稲荷寿司と天ぷらを頂きましたが、なんといってもここのカツ丼は絶品です。僕は行く度にお蕎麦とセットで頂いていました。

興味のある方はぜひいってみてください。
茶山 新居浜市田所町6−210
   TEL(0897)32−3121
   営業時間11:00〜15:30
       17:30〜20:00
   定休日 水曜日  

職人さんの仕事


今日はお店が終わり、お食事をしにいってきました。

このお店は僕の兄の小学生の頃からのお友達が大将のお店「秀」さんです。秀さんは地元のテレビにも取り上げられた名店です。

また僕も妹さんと同級生で大将とは顔見知りで、料理が好きということもあり、図々しく食べ方や調理方法など教えてもらっています。

いつも「おすすめの適当に出して」というのですが、写真は違いますが、今日はめずらしい「鱧の煮付け」を出してもらいました。

一目見て通常の鱧より大きかったのでこの巨大なへびみたいな物はなんだと思いましたが、口に入れてみて「あれ、鱧の淡白な味わいではなく、結構濃厚な旨味があるな」と思いました。なんでもまだ旬ではないこの大きな鱧は味が濃いらしいです。だから煮付けても味が負けないそうです。

しかしここの大将はよく「仕事」をしています。

鯵の天ぷらを頂いても、お魚にうまく水分が残っていて絶妙な揚げをしているし、みつせ鶏の焼き物を頂いても本当にうまく火が通っているなって思わされます。

僕はいつも技量のある料理人さんの「手仕事」ってすごいなってよく思います。

職人仕事の中でも機械化された仕事じゃないし、いろいろなシーンで感覚的なものをフルに働かせて料理という一つの作品を作り上げる。

おいしい料理をいただき感謝です。

ご興味のある方は訪ねてみてください。

料心味力 秀 〒792-0884新居浜市神郷1−2−8 TEL(0897)46−3588 
定休 月曜日
http://shu-ryoushinmiryoku.hp.infoseek.co.jp/

生キャラメル

今日お客様からあの有名な花畑牧場の生キャラメルの詰め合わせをいただきました。

口に入れると生クリームとカラメル化した甘味とコクが口に広がり、滑らかさを感じていたらすぅーと溶けていきました。

なるほどやはりみんながおいしいといって愛されている商品だなと思いました。

頂き物なので少し失礼かも知れませんがこの生キャラメル結構お値段ははりますよね。

ですがここで思うのは高い安いといった単純な価値判断ではなく、おいしいもの、良いものは人々に受け入れられるということです。

僕もよく思うのが現在販売している当店の豆がお店で付けている価格で買って頂き、「このクオリティでこの値段は安い」といってもらえるような商品をお客さんに提供できたらな、と日々考えて焙煎しています。

いやーしかし、おいしいです。生キャラメルおそるべし。

お蕎麦


今日はお休みだったので、隣町の西条までお蕎麦を食べに行きました。

この甲(きのえ)さんの蕎麦は常陸秋そばを使用しています。

お蕎麦もコーヒー同様いろいろと品種があり、特徴がそれぞれにあるのですね。

今は蕎麦の時期ではないのですが自家製粉された蕎麦は風味があり鼻を抜ける香りも感じられとてもおいしく頂きました。

僕は蕎麦がとても好きなので10月後半ぐらいの収穫期はとても楽しみにしていて、いつも新蕎麦を食べます。

そして自身の仕事のコーヒーもニュークロップ(新豆)が日本に届く頃はとても楽しみに待っています。

ぎょうざ史上


今日はお取寄せした、ぎょうざを食べました。

僕はこのぎょうざに出会って5年ぐらいですが、初めてこれを食べた時自分が食べてきたぎょうざ史上ナンバー1になりました。

このぎょうざ何といっても皮がおいしいです。また餡の具合も良く、おそらく刻みにんにくの香りと食感、肉の旨味とジューシーさがバランスよくまとまっています。

ですがこのぎょうざ難点が一つあります。

それは・・・。食べ過ぎてしまうところです。

ちなみにお店の名前は宮崎県の「ぎょうざの丸岡」です。