新居浜を抜け出して

今日で新居浜太鼓祭りも最終日です。

僕は祭りに参加しないため新居浜を抜け出し香川方面に食べ歩きに行きました。

まずは讃岐うどんの名店三豊の「須崎」に。


そして、ラーメンの有名店「はまんど」
に行きました。


昼食後コーヒーを飲みたくなったので、いつも情報交換をしている観音寺の「マウンテン」さんに行きました。

マウンテンさんのオーナーの矢野さんも心からコーヒーを愛する人でいつも探求心に溢れている方です。

今日もパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ種を仕入れたと焙煎の方法について熱く語ってくれました。


小一時間ゆっくりさせてもらい、少しお腹がリセットされたので、天婦羅うどんで有名な「渡辺」に行きました。

そして、晩御飯後に食べるお菓子に観音寺の「白栄堂」で名物「観音寺饅頭」を買い、その後愛媛に。

四国中央市に足を運び、もはや我が家の定番「白石菓子舗」さんに立ち寄り「百万両」「黄金」を買って帰りました。

いつもかわいいおばあちゃんがやさしくきめ細やかに対応してくれます。当店を利用頂いている3代目の幸平さんも仕事の手を止め顔を出してくれました。お仕事の邪魔をしてしまってすみません。


晩御飯は四国中央市の揚げ足鳥「万里」に行って来ました。


そして最後の締めくくりは白栄堂で買ってきた観音寺饅頭とマウンテンさんで買ってきた豆でコーヒーブレイクしました。

お菓子は白石菓子舗さんの方が餡子の香りが際立っていて好きです。

梨の季節も終わりですね

僕の大好きな果物「梨」ですが、品種も新高が出始めました。

もう新高が出てくると梨のシーズンも終わりですね。

僕としてはシーズン初めの幸水が濃厚で好きなのですが、この新高は愛知の「うめこう桃梨苺農園」のもので甘味も強くて、ジューシーなのでとてもおいしく頂きました。

また来年まで梨はおあずけですね。

とうじそば


私事ですが本日9日で32回目の誕生日を迎えました。

ありがたいことに家族が蕎麦懐石を予約してくれていて祝ってくれました。

お造り、鉢物、煮物、焼き物、そば寿司、鯛飯と色々出てきましたが、なかでも最後に出してもらった「とうじそば」は初めて食べ、印象深いものでした。

信州の郷土の伝統食であるとうじそばは、冠婚葬祭のご馳走として振る舞われ、今回僕の誕生日ということで出してもらいました。

食し方が面白くて、鰹出汁の熱々の鍋に鴨肉、キノコ、油揚げ、刻みネギを入れ、「とうじ籠」と呼ばれる籠に蕎麦を入れ、次いで鍋の中に入った熱々のそばつゆに籠ごと浸します。(この動作を方言で“とうじる”と言います)そして最後に、“とうじて”温まったそばを具と汁と一緒にいただきます。

もうお腹にこれ以上は入らないというぐらい食べてしまいました。

これから蕎麦は10月下旬に新蕎麦の時季になるのでとても楽しみですね。

今年の新米

今年も早速新米が出始めたので取り寄せました。

今年は富山産コシヒカリで農園指定のものを取り寄せました。

晩御飯に炊いてみましたが、香りはそこまで強くなかったのですが、とても甘味が強く大満足です。

今年はまた佐賀県産のヒノヒカリも予約しているのでとても楽しみです。

味を繋いでいく

今日は午前中に愛大病院に入院している友人のお見舞いに行きました。

その後はすぐに新居浜にトンボ帰りして、ちょうどお昼時になったので近所の「萩の茶屋」に行きました。

新居浜の方には説明不要なお蕎麦の有名店です。

僕はご近所だったので、物心がついた頃には通っていました。

萩の茶屋は現在2代目でご兄弟でお店を守り立てています。

初代の大将は話をさせて頂くと、蕎麦への情熱がビンビン伝わってくる、職人気質という言葉はこの人の為にあるというような方です。

そして、大将の次男、2代目の健輔さんはおっとりしてほのぼのとした性格の方です。

雰囲気の違うお二人ですが味をしっかり守り繋いでいます。

これは簡単なことではありません。

例え親子でも身長、体重、手足の長さ、性格、考え方、趣味、特技など全部一緒だという人はいないのですから。

反対にいえば違うところが多いと思います。

それでも味を引き継ぎ、守っている。

今日頂いた「かき玉蕎麦」は僕が萩の茶屋で昔から最もよく注文する一品です。

食べると「懐かしいあの頃」が味の記憶として戻ってきます。

「記憶に残る味」。食を扱う者として最高の目標といえるかもしれません

僕もコーヒーを提供する者として味への拘り、情熱をいつまでも持ち続けて、1人でも多くのお客さんの記憶に残る味を目指していきます。

最後に僕のお蕎麦の食べ方の流儀を書きます。正しい食べ方といったものではないので悪しからず。

萩の茶屋ではもり蕎麦を頼むとわさびがそのまま出てきます。

そこでわさびは摺り方で風味が変わるのは当たり前の事実ですが、食べる直前に摺ります。こうする事でわさびの風味が良いのです(コーヒーと同じで香りが揮発性であるため)。

あとは摺ったわさびはつゆに溶きません。蕎麦の上だけに乗せてすすり食べます。この食べ方の方が鼻を抜ける風味が良いです。

僕としては辛味大根で食べる方が好きですが・・・。

あと橋休めでわさびをそのまま食べます。萩野の茶屋のわさびは甘味がありますから、騙されたと思って食べてみてください。

味の濃い丼物と食べるときはこうすると口がリセットされて蕎麦がおいしくいただけます。

鬱陶しい位に僕の蕎麦道を書きましたが、勝手気ままにしていることなのですお許しください。

最高の演出家

地域でお世話になっているYさんから頂きました。

広島が生んだお好みソースの名品「カープソース」です。

「ソースはオタフクソースでしょ」といわれる方は多いでしょう。

その通りです。オタフクソースも名品です。

でもカープソースでお好み焼きを頂くとまたひと味違います。

あのお好みソース特有の重さがなく、甘味、コクがあるのにすっとキレが良いのです。

ただし要注意。2枚目を食べたくなるのです。

Yさんいつもありがとうございます。これからも一緒に暖かくカープを応援しましょう。

カープソースに興味のある方はこちらで販売しています。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/hirochin/

美味しい梨

いつも贔屓にして頂いているお客さんから梨を頂きました。

僕は果物の中で一番梨が好きで「幸水」が出始めたら、いつも買っています。

頂いた梨は愛知県の「うめこう桃梨苺農園」から取り寄せたものだそうです。

品種は時季的に終わりに近い「幸水」ですが、やはり水分量も多く実もさっくりしていて、糖度がとても強かったです。

梨は時季ごとに出回る品種が違うので味わう楽しみがあります。これからは「豊水」が出回り、9月下旬に始まる新高まで楽しめます。

最後に僕の聞いたおいしい梨の選び方を書きます。

梨は丸っこいものより、肩が張っていて、尻も広い方が甘味が強いのです。

そして粒はより大きく、より重く、より硬い質感の物を選ぶ。

ちなみに紹介した「うめこう桃梨苺農園」はこちらのURLです。

http://ichigo.umekouen.com/

明日から通常営業いたします

明日から当店は通常営業です。

皆さんはお盆休みはどう過ごされたのでしょうか?

僕は今日はお店で作業をしていましたが、昨日は母を連れて松山に行ってきました。

着いたのはちょうどお昼時。腹ごしらえをするべくお気に入りの「吉」さんへ行ってきました。

この吉さんの大将は新居浜の「秀」さんの大将大輔君の師匠にあたる方です。

お店が忙しい中、色々な話を聞かせて頂き、中でも「職人論」は職人の端くれの僕としては励ましの言葉として受け止めありがたい気持ちになりました。

そして、昼食後に三越で買い物をしてちょっと珍しくて美味しい物を見つけました。

「枝豆の漬け物」です。

地下食品売り場を回っていて、図々しくもお漬け物屋さんで全品試食をさせて頂き、とてもおいしかったので5、6品ほど買い、中でも一番こちらが気に入りました。

塩茹での枝豆よりも食感はしっかりしているし、漬けた旨味も入っているのでこっちの方がビールのおつまみに良い気がしました。


そして、松山を訪れたら行ってみたかった「カフェクレマ」さんへ行って来ました。

こちらのお店は良くテレビでも取り上げられています。もちろんスペシャルティコーヒーの専門店です。

マンデリン・アチェ・オーガニックとグアテマラ・サンフランシスコ農園を
いただきましたが、焙煎も良いポイントで落としているし、豆も品質の良い物を選んでいることが分かります。

店主さんと情報交換もしたかったですが、お店が混雑していたのでそのままお店を後にしました。

とても素晴らしいコーヒーでした。

おいしいコーヒーを出すお店に行くと「このクオリティを自分は出せているのだろうか?負けていられないな」といつも思い、刺激を受けます。

明日から通常営業。張り切っていきます。

最後に本文中に名前を出した「秀」さんですが8月下旬に移転オープンします。場所はポプラ元塚店のお隣です。

僕も最近行けていないので、また大好きな魚の煮付けを食べに行きたいと思っています。

食文化の発展

先日お客さんからブルーチーズのゴルゴンゾーラとクラッカーを頂きました。

流石にブルーチーズらしく香りもあってコクもありますが、ゴルゴンゾーラなのでクセは強くなく、まろやかで食べやすかったです。

でも、僕が子供の頃チーズをワインと楽しむなんて思ってもみなかったです。

昔はチーズはピザに乗っているものぐらいでした。

パスタなんてスパゲティしかないし、チョコレートはゴディバのような高級なチョコレートは存在せず、板チョコのみでした。

考えると日本も食文化が進み、世界中からおいしい物が集まり、楽しむ幅が広がりました。

コーヒーもここ10年でランク分けがされて、高品質なコーヒーを楽しむ事が出来るようになりました、でも実感として未だ知名度は低いです。

コーヒー業界も文化的な地位を高められるよう尽力しなければいけないですね。

今治へ

仕事が終わり、即座に今治へ行きました。

というのも今日はドラゴンゲートの興業がありました。

詳しくは書きませんが色々な団体を見に行くと、その団体の特徴があって面白いのです。

そして、試合が終わり今治焼き鳥の有名店「世渡」に行ってきました。


このお店は大将が色んな意味で有名な方です。

「頑固で拘りがあって、口うるさい」なんて噂を聞いていました。
確かに拘りが強く何を食べても本当においしいです。でも「これを食べろ」みたいな口ぶりに驚く方が多いのでしょう。

ですが、キャベツを食べ終えるとすぐおかわりのキャベツが来るし、商品を頼むと一品食べ終えると同時に次の一品が出て来て、常に温かい状態で提供してくれるのです。

僕はカウンターに座ったのですが、話せば話すほど、口は悪いけれど、人柄の良い大将です。

そして、僕が学生時代に行った名古屋の手羽先の有名店「世界の山ちゃん」や、川之江の「万里」、丸亀の「一鶴」の話をしたら、すべて食べたことがあって、良く研究をされている方だと関心させられました。

何だか入る前は少し緊張感があったのですが、帰る時には親近感が湧いていました。

興味のある方はどうぞ行ってみてください

世渡
愛媛県今治市黄金町1-5-20
17:00〜22:30日曜営業
定休日月曜日

食べログで紹介されています
http://r.tabelog.com/ehime/A3802/A380201/38000006/