降温商品

今日は少し陽も穏やかになり、最高気温が28℃と過ごしやすい気候になりました。

30℃を切ってくると、如実に現れるのが豆の販売量の増加です。

コーヒーは気温によって売れ行きが変わる商品です。

25℃を目安にアイスコーヒーの需要が増えてくる昇温商品。

そして、反対に気温が下がるとホットコーヒーの需要が増える降温商品です。

では、夏場も変わらず豆が売れるのかというと、アイスコーヒーは飲むけれど、自身では淹れなくなり、需要がかなり減ります。

これは、クックチャムさんの藤田社長に聞いても「夏場は揚げ物が一番売れる」みたいです。

いわば、自身で調理しなくなるのです。

そして、本日は涼しくなったので、昨日までが嘘のように、豆売りが忙しくなりました。

ただ、来週はかなり暑い日が続くみたいなので、まだまだ辛抱です。

本格的に秋が訪れるのをしばし待ちましょう。

蕎亭はるさん

本日のお昼ご飯は西条の「蕎亭はる」さんで頂きました。

秋が近くなるとワクワクするのが「新そば」。ですが、新そばではなく昨年のお蕎麦。新そばの淡く青い感じはないですが、それでも、かなり香りも良くて美味しい。さすがは常陸秋そばです。

稲井社長の打つ蕎麦はコシが強くピンッと立っていて、のど越しも良い。漬けつゆの濃厚さと旨味に箸が止まりません。

いつも通り本日ももり2枚。大満足です。

社長に聞くと収穫は始まっているとのことで、来月には新そばに変わるかもしれないですね。

そして、社長から「この間買ったマンデリン。アイスにしたから飲んでみて」と嬉しいお誘い。

さすがは繁盛店、一流の職人さんだけあって、入れ方も挽き目、温度、濃度と研究していて、全く雑味なくクリアで良い濃度で仕上がっていました。

今日も美味しいお蕎麦に蕎麦湯、そして、コーヒーの最高のフルコースでした。

元気出ます!

必需品

スウェードの靴のメンテナンスは真鍮製とナイロン製の組み合わせのブラシが基本です。

ただ、強めヨゴレだとなかなか綺麗に出来ません。

その時はコレ。砂消し。

これでゴシゴシのヨゴレを取ってあげます。

この通り。

この後、スウェード用の色と栄養を与えるスプレーをふり、その後防水スプレーで仕上げます。

メンテナンスばっちりです。

カップ・オブ・エクセレンス入賞豆続々

まだまだ残暑厳しい日が続きますが、朝晩の頬を撫でる風が秋の訪れを感じさせるこの頃です。

本格的なコーヒーの需要が高まる10月に備え、仕入れを強化しています。

現在カップ・オブ・エクセレンス入賞豆を2銘柄押さえています。

もともとプレミアムな豆ですが、ここ近年はコーヒーブームのおかげで、高品質豆の需要が高まり、オークション価格は僕がお店を初めた頃では考えられないくらいに高騰しました。

そして、数が少ないので大手ロースターが押さえ僕のような小規模ロースターでは買えなくなりました。

当然、オークション結果が上がると自ずと原価率が上がるので、販売価格にも反映させざるをえません。

こうなると販売する側の僕としても、売りづらくなってきます。

ただ、やはりカップ・オブ・エクセレンス入賞の豆を扱うことはコーヒー業界に携わる者にとっては憧れなのです。

焙煎士として、世界最高峰の品質の豆を扱っているというプライドにつながります。

それと、やはりお客さんにコーヒーの素晴らしさを伝えていくという、使命感があります。

本当に押さえづらくなった現在、TinyPontaの諏訪さんが音頭を取ってくれて、今年も何とか押さえることが出来ています。

あとは、最大限その魅力を引き出すのは僕の焙煎技術。かなりのプレッシャー。

ただ、このプレッシャーもとてもワクワクして楽しい。販売時期が待ち遠しいです。

清流庵う川さん

昨日のお昼ごはんは「清流庵う川」さんで頂きました。

う川さんといえば、この石臼で山椒の実を挽いて使うのですが、僕はうまく使えたことがない。なので、他のお客さんも居なかったので、給仕のお姉さんに挽いてもらって正しい使い方を習いました。

う川さんは関東風の背開きに関西風の焼きで仕上げるハイブリッド調理。

皮はパリッと、身はふわっ。土佐備長炭の燻香がたまりません。

やっぱり鰻は美味しいですね。

昨晩はアサヒビール園さん

昨日はお仕事終わりで友人と西条の「アサヒビール園」さんに行きました。

特選ラム肉のジンギスカンを注文。あとはサラダや副菜はアラカルトにしました。

そして、目的は何といってもビール。こちらは飲み放題にしてメニューのラインナップを全て注文。

こうやって飲み比べると、同じビールなのだろうかと思います。

僕も「飲み物」に携わる人間なのでテイスティングすると、どうしてもペアリングを考えてしまいます。

ドライはシャープなキレとアフターにしっかり苦味があるので、味が強めの焼き肉、餃子が良いな~。

隅田川ブルーイング(ペールエール)はフローラルで味わいがふかいので単体で成り立つなぁ。

アサヒ生(通称マルエフ)はスッキリしていて、アフターもスッと引くので、優しい味の和食、お刺身に合わせたら美味しいな~。

アサヒ生黒は一口目のコクにインパクトがあるけどアフターの苦味は優しく引くので、サラミや、カナッペ、焼き鳥(塩)みたいなスパイシーだけどライト目なものに合わせると良いな~。

と、頭の中で想像しながら楽しんでいました。

たらふく食べて飲んでコスパも良い。本当に最高です。

でも、このアサヒビール園さんは9月末で閉店となります。

また、来られると良いのですが・・・。

2年間を振り返って(PTSD発症期~現在)

離婚から3ヶ月目以降、凄く前向きに「パートナーが欲しい」と思いました。ついに8ヶ月目にその機会が訪れました。

元妻と出会う前から知っている子で、当店のお客さんでもあるし、またこちらも当時の彼女の職場にお世話になっているので話す機会が多く、凄く仲良くなっていました。その時は異性としてではなく、明るくて、ポジティブで、気遣いも出来、愚痴も言わないし、努力家。人として凄く魅力的な子だなと思っていました。その子が転職し、県外に行っていたのですが僕が結婚していた期間と同じ3年ぶり愛媛に帰ってくることを知りました。その時、彼女の方も僕の離婚を人づてに聞いていたみたいでした。

僕は運命を感じ「彼女がお店に来てくれたら、食事でも誘ってみよう」と心を踊らせました。

そして、奇跡!

彼女がお店に来てくれたのです。「こんな運命的な事があってよいのだろうか」嬉しくて、その時も話が盛り上がり3時間ほど彼女もお店に滞在してくれていました。

「やっぱり素敵な子だな」

ちょうどお店が暇で2人きりになりました。

「食事に誘ってみよう・・・」突然フラッシュバックがあり、瞼の裏に焼き付いた場面。いきなり恐怖心に変わり、体が硬直、心臓が止まりそうなほどの動悸、そして、彼女が僕に害を与えるかもしれないという被害妄想。

おそらく5分程度だと思うのですが、体感としてはものすごく長い時間に感じられて頭の中で「早く出て行ってくれないと心臓が止まる」。言葉を一言も発することも、その場から動くことすら出来なくなりました。

その時。他のお客さんが来店してくれて、ハッと目が覚め元に戻りました。

もちろん正確な理由は分かっていないと思いますが、沈黙して動けない僕に彼女は愛想を尽かせて帰ってしまいました。

発症したその日は僕自身、正直何が起こったのか分かりませんでした。それまで他の女性とは普通に話せていたので、このことをきっかけに女性と話せなくなってしまったと思いました。

頭では前向きなのに、心がついていけていない。

それからパニック状態に陥り、不眠症が続き、ある時は晩御飯を食べた後、何も泣くような場面でもないのに止めどなく涙が流れ出てしまう。そして、一週間くらいした時に少し心が落ち着き、症状をネットで調べるとPTSDの症状に当てはまりました。PTSDの代表的な症状。フラッシュバックの場面は、元妻が僕に離婚の話を持ち出してからの数日間の出来事でした。元妻も辛かったのでしょう。そこに遺恨はありません。

PTSDとは簡単にいうと命の危険を感じるような恐怖体験から身を守ろうと、潜在意識と恐怖心がくっつき自己防衛本能からくるものとされています。

症状が分かってからは知人のカウンセラーを頼り、認知行動療法を用いて、潜在意識に絡み付いた恐怖心をほどいていきました。それが約4ヵ月間です。認知行動療法は代表的なアプローチ方法で、その恐怖体験をしっかり見つめ直して、安心感に変えてあげる方法です。ただ、これも治ったかどうが、目に見えるものではないのです。

なので、PTSDが治っているのか、そうでないのかを確かめなければいけません。その時、ちょうど知り合った女性と食事する機会が出来ました。ただ、僕の中では一切嬉しいという感情はなく、とにかく発作が出ないだろうかという不安ばかりでした。

PTSDが発症して一番辛いのは、その発作がいつ出るのかが分からない不安に苛まれることです。女性との食事中。心の中がソワソワしているのですが、何とか2時間30分程度持ちこたえることが出来て、お別れしました。発作は出なかったのです。

それから数人。知人の紹介等で知り合った女性と食事に行き、一つ一つ大丈夫だと自信がついてきました。この方達とも治療目的で、本当に楽しく食事をすることでした。そして現在。つい最近まで数回に渡ってアプリで知り合った女性と食事に行っていて、この方にはフラれはしましたが、しっかりアプローチするという段階までになりました。

フラれたことはPTSDのせいではなく、僕のモテなさの問題です。苦笑

でも、本当にここまで来るのに一歩一歩でした。凄く時間が掛かりました。ただ、100%戻りました。

今は毎日が楽しい。

PTSDは経験する人が少ないので理解者がおらず、時に心無い言葉を浴びせられます。ただ、カウンセラーや心療内科に掛かることは恥ずかしいことはないのです。心も骨と一緒でポキッと折れたり、粉々になったりするのです。「弱い」「根性が無い」という心無いこという人は経験が無く無知なだけです。

なので、人の目を気にすることはありません。迷わず助けを求めて欲しいと思います。

ここ2日に渡って2年間を振り返りました。本当にボロボロになり生きる希望を失っていたこともありました。ただ、しっかり自分に向き合い見つめなおし平穏な日常を取り戻せました。

今は辛く、どん底に居る方へ。

少しでも伝わることがあれば幸いです。

2年間を振り返って(離婚直後期)

離婚して2年が経ちました。すっかり日常を取り戻した今では考えられませんが、振り返ると、離婚直後、8ヶ月目に大きな精神疾患を抱えていました。

これから僕が記していくことは、これまでの経験を経て、ブログを読んでくれた方がこれから同じような状況になったり、また、当人ではなく周りの方がどう触れ合っていくのかの参考になればとの思いで書いていきます。

まず離婚直後はうつ病を発症し、1ヶ月間に渡って強い自殺願望に襲われました。

あまりにも元妻の存在が僕の中で大きすぎて、守ってやれなかった、不幸に貶めたという激しい自責の念、自己嫌悪。全てを失ったという喪失感でいっぱいでした。離婚が決定した時は今から雪崩が起こりそうだと分かるくらい自分の精神が崩壊していく予想ができました。

あの時、全く気力が出なくて心療内科に掛かることが出来なかったですが、不眠症、自殺願望、食欲不振、体の発疹。症状としては間違いなく「うつ病」でした。しかも、僕の場合は仕事場ではお客さん普通に接することが出来るいわば「笑顔うつ」という症状で、独りになると精神が崩壊していて仕事以外の時間は自らで命を絶つことばかり考えていました。

のちに勉強しましたが自殺のメカニズムは希死念慮、自殺念慮(死にたい気持ち)に衝動が加わることで起こると言われています。

当時を振り返ると希死念慮が強かった時に、家族や友人の不幸事、ペットの死など、さらなる不幸が重なっていたら僕は引っ張られていたと思います。そこまで、精神が追い込まれていました。

ただ、ありがたいことに僕の生かされた最大の要因は友人のサポートでした。

あまりにも希死念慮の強いときは自分から人と接触を図ろうとも思えず籠っていました。

それでも、週に一回は誰かしら友人がご飯に誘ってくれて外に出る機会、話す機会を作ってくれました。また、電話をくれたり、LINEをくれたり、家に来てくれたり。本当に常に僕との接触を取ってくれました。

そのおかげで僕も自己認知、自己開示が上手く出来て、割と早めに精神が平常時に戻りました。

本当に不思議なもので希死念慮、自殺念慮のループの時は何一つプラスの発想が出来なくなります。

でも、これも一時のものなのです。これは心療内科の先生の話ですが、自殺願望を乗り越えた患者さんが共通して言われることは「生きていて良かった」「何故かあの時は」ということです。

ありがたいことに僕はもとの気質が楽観的で思考もポジティブなので、2ヶ月目を過ぎた頃には、「結婚生活は良いものだった」「良いパートナーが居て欲しい」と前向きな発想が出るようになりました。

それも底に落ち込んでいる本人自身ではなかなか上がることは出来ません。周りのサポートがあってこそです。僕もそうでしたが、表向きは明るく接することが出来るので何もなかったように見えたりします。

なので、皆さんの家族、友人、周りの人が不幸な出来事に見舞われた時、「大丈夫?」「変わらない?」「聞くよ」と一声掛けてくれることが、救いとなります。正直、勝手ではありますが、こういう時はアドバイスなど一切必要ありません。耳に届きません。

そして、「考えすぎ」「もう過去のこと、忘れなさい」「思い違いじゃないの」と全て正論ではありますが、否定的な言葉は使わないであげてほしいです。

僕は周りの友人に恵まれていて、黙って聞いてくれる人が多くいました。おかげで、すぐに前向きな思考に変わりました。

これで平穏な日常が戻ってきたと思っていましたが、8ヶ月目にさらに大きな精神疾患が発症しました。

連休最終日

本日は連休最終日。

明日の準備のため午前中はお仕事しました。

そして、作業も一段落。

友人のお店「らぅ麺純」さんに、ご飯を食べに行きました。

オープン時間に合わせて行くと既に数名の方が並んでいました。

席に着くと後から続々とお客さんの足が途絶えず来客していました。

純さんは愛媛の食べログランキングラーメン部門で1位。ミシュランガイド掲載店。と華々しい活躍をされています。

なので、常連さんに加え県内外のお客様から愛されているお店です。

純さんのラーメンに対する研究熱心さ、情熱とホールを仕切りいかにお客様を待たせずお店を運営するかに長けている奥様まきさんが抜群のコンビネーションのお店。

お二人はプライベートでも仲良しで、見ていて羨ましい限りです。

ここ最近ずっと冷やしらぁ麺を食べていたのですが、久しぶりにつけ麺を注文。

濃厚な旨味。なのにしつこくない。絶妙。

僕は食べられるラーメンと、食べられないラーメンがはっきり分かれてしまいます。

どのラーメン店も一口目は美味しいラーメンが多いのですが、食べ進めるとしつこくなって口が痺れるものが多く食べられなくなります。

これを純さんに聞くと「化学調味料を使うとそうなる」そうで、純さんのお店は一切使わず、香味油も足さないので味わいは濃厚だけど食べやすいそうです。

大満足でお店をあとにしました。それから夕方までお仕事を再会。

そして、この連休中。かなり、頑張ってくれた僕の愛車を洗車しました。

彼女(女性の名前の付いた車なので)に乗ると、本当に運転が楽しい。睡眠時間が短いと眠くなりがちですが、彼女のおかげで運転している間、ワクワクと楽しいので眠くなりません。

この連休中で何百㎞走ったでしょう。労をねぎらいました。

そして、晩御飯はRED COPPER COFFEEさんでお弁当をテイクアウトしました。

予算に合わせて550円~だったかな?あるので、1000円で見繕ってもらいました。

ボリュームもバリエーションもあって大満足。

明日からまたフルスロットルで頑張ります。