女子サッカーW杯で見事なでしこJAPANが優勝を果たしました。
決勝で戦ったアメリカとの過去の戦績は0勝21敗3分、しかも平均身長が7cmも違う体格差という誰が見ても圧倒的不利な試合が予想される中での快挙です。
また、なでしこJAPANの選手達は普段は「温泉旅館の仲居」「農家」という、決して恵まれた待遇ではなく、最も待遇が良いといわれる「INAC神戸」でさえ、給料は月額で10万円前後だそうです。
これは集客が見込めないとお金にならないスポーツ界の厳しい現実で、今大会も注目度は低かったように思います。
僕自身スポーツを全般的に見るため女子サッカーは過去のW杯でもベスト8、オリンピックでもベスト4と成績を残していることは知っていましたが、大会が始まってからもあまり注目はしていませんでした。
でも日程が進むにつれて準決勝、決勝。
そしてついには優勝まで果たしたなでしこJAPANにただただ感動をしました。
また3月に発生した東日本大地震の甚大な被害で復興途中の日本に勇気を与え、世界には「苦難を乗り越え、立ち上がる強い日本の象徴」になったはずです。