おいしく豆を提供するうえで欠かせない作業に「ハンドピック」があります。
ハンドピックとは麻袋で送られて来たコーヒー豆に含まれている欠点豆を除去して、煎りムラ、味ムラを無くす為の作業です。
欠点豆の中には欠け豆、虫食い豆、カビ豆、未成熟豆、死に豆、サイズ違いの豆などがあります。
これを一粒一粒弾いていくのです。
大体のコーヒー豆は輸出する際欠点豆の多さで規格が分けられています。
上の画像はインドネシア マンデリンビルセレクシです。
マンデリン自体欠点豆が多く(イエメンのモカマタリも多いです)一番欠点豆の少ないG-1SPの規格でも欠点豆が20%程含まれています。
とても品質が良いとはお世辞でもいえません。
ですが当店のマンデリンビルセレクシは通常のG-1よりも2倍の選別作業を施しているので、欠点豆の含有率は数%ぐらいです。
そのためスタンダードのマンデリンより卸価格も2倍以上高いのですが・・。