ネットのニュースを見ていたのですが、そこには「前田智来季も代打一本!一振りにかける」とありました。
カープファンの僕としては素直に喜ぶ事が出来ない複雑な思いがあります。
勿論前田選手は言わずと知れたカープの顔で、僕自身も大好きな選手で前田選手の関連本は5冊ぐらいは読んでいます。
前田選手の打撃に対する考え方は「侍」と言われるほどの求道者なのです。
例えば高校時代のインタビューでは「野球は嫌いです。だけど打撃は好きです。」と答えたり、またプロに入ってからも「内野安打はヒットではない」、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が「今まで打った中で最も会心のあたりは?」の質問に対し「ファールならあります。」など打撃に対して、プロ野球選手の中でも独特な考えと理論を持っているのです。
その侍がアキレス腱を切る大怪我に合い、思うような打撃も出来ず、試合にもシーズンを通して出場出来ない。
そして、今シーズンから代打の専門になりました。
しかし、活躍したという成績ではないのです。
現在カープは変わろうとしています。FAでは初めて選手獲得に乗り出し、ドラフトでは珍しく大卒ルーキーを獲得しました。
前田選手の年俸はカープの中では上位の方です。
カープが好きだからいろいろな思いがあります。