砥部へ

本日は午前中、ここ3年ずっと柑橘類を買わせてもらっている、砥部の白潟農園の社長さんに会いに行きました。白潟社長は既存のものだけではなく、いつも試験的に新品種の開発、独自の土の作り方、そして、自身で販路開拓と色々なことに取り組むバイタリティ溢れる方。

僕は焙煎士ですが、生産者の方無くして僕の仕事は成り立ちません。

僕が生産者の方と仲良くさせてもらうのは、改めて生産者の方への尊敬を忘れず、素材に対して真剣に向き合えるからです。

白潟農園の柑橘類は温州みかん、紅まどんな、せとか・・・。どれを食べても美味しいのですが、そのなかでも抜きん出ているのが、こちらの甘平。

県の鑑評会で3位を獲得した品質。

西宇和勢が上位を占めるなかで砥部はとても珍しい。

ただ、今年は発注するのが遅く規格外品も織り混ぜて頂きました。

でも、本日の夕食後、早速切って食べましたが、文句なく美味しかったです。

今年は出荷が異常に早かったらしく、それも、コロナの影響で売れ行きが良かったみたいです。

家で過ごす時間で、少しでも贅沢な気分を味わいたいですからね。

しかし、本当に愛媛県の柑橘の美味しさは、学生時代に名古屋に居たときに改めて感じました。

こんなに美味しい柑橘類が品種変わりで一年のほぼ食べられるので、これほど幸せなことはありません。

愛媛の柑橘最高!

そして、砥部に行ったら訪れたかったお店、ミシュランガイド掲載店の「富そば」さん。

僕は蕎麦が大好きなので、テンションが上がります。

そして、一年中もりかせいろそばを頼むので、初見で伺ったお店でも基本迷わず「もり」なのか「せいろ」なのかだけを確認して注文。

富そばさんは「せいろ3段」(大盛)とメニューにあるので、せいろ3段を注文しました。

やはり、ミシュランガイドのちゃんとしたお蕎麦屋さん。辛味大根、刻みねぎ、わさびが添えられていました。

なかなか、この3つ揃って出るお蕎麦屋さんってありません。

なにせ、辛味大根も、刻みねぎもわさびも注文が入ってからすらないと、風味、辛味の飛ぶものだからです。

今では冷凍のパックやチューブ入りなどありますが、やはり風味は乏しいです。

そばの風味を活かすなら、わさびでは無く辛味大根がベスト。僕が一番好きな食べ方です。

そばの香りも良く蕎麦もピンッとして美味しい。

ちゃかり三枚食べて、お腹満腹。そばつゆでホッと一息し、新居浜にとんぼ返りしました。

やっぱり美味しいものは良いですね。

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