先ほど世紀の一戦内藤大助選手対亀田興毅選手を見ました。
本当にこの一戦は辰吉対薬師寺戦、いやそれ以上の注目度かもしれません。
お客さんとも「亀田に勝って欲しい。」「内藤を応援してる。」とよく話題に挙がりました。
結果、判定で亀田選手が3−0で勝ち2階級制覇しました。
みていてチャンピオン内藤選手に何もさせない試合運びでうまくカウンターをあわせていましたね。
本当にこの戦いは興毅選手の弟大毅選手の試合の一件以来相当なバッシングがありました。
それを経てのこの勝利は称賛に価するものだと思います。
僕自身は今日の戦いは「内藤選手に勝ってほしい、けど興毅選手が勝ちそうだな。」と見ていました。
どちらとも素晴らしい選手だと思います。
試合後の興毅選手のコメントに内藤選手に「内藤選手ありがとう」と称えるコメントがあったので、とても美しいと感じました。
ちなみに僕はラグビーをしていましたが、ラグビーの場合、試合の終わりのことを「ノーサイド」といいます。これは体をぶつけ合い、相手をなぎ倒し試合を進めるのですが、試合が終われば敵も味方もない「同士」だという精神なのです。
今日の亀田選手にはそれが感じられました。
興毅選手はまだまだ若いです。いろいろな可能性があり、ボクシングの技術を高めることもですが、もっともっと皆から愛されるチャンピオンになってほしいです。