焦がし焼き

「缶コーヒーの常識が変わる」と大々的な広告によって宣伝されていたKIRINのファイア。

とても、気になっていました。

現在の缶コーヒーの市場売上高はコンビニコーヒーの爆発的な売れ行きにより、減少の一途をたどっています。

それにともない、缶コーヒーを展開している飲料メーカーは各社テコ入れを行っています。

そのなかでも商品名もパッケージもブラインドし、ただ「10月4日缶コーヒーの常識が変わる」と広告を流し、無料サンプルも100万本配布するという力の入れ方。

先日試しに飲んでみました。

「焦がし焼き」を売りにしているようで、焙煎をしている者として思い当たるのは、いわゆる「深煎り」で3ハゼまで攻めた豆といった感じでしょうか。

何のパッケージも見ず、飲んでみると「おっ!深煎りの香りを感じる」と第一印象。

だけれども、酸味もある。

不思議だな?深煎りなのに酸味も強く感じました。

深煎り豆のみになると炭化前の焙煎度になると苦味が強く、酸味が少なくなります。

そして、よく缶のデザインをみると「焦がし焼き豆10%」と書いてありました。

焦げ臭くなく、飲みやすく、酸味も感じられるようにブレンドされている。

正直。美味しいです。

本当に上手くまとめているなと感じます。

皆さんも一度飲んで頂きたいと思います。

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