本日の午前中はとある団体に声を掛けて頂きコーヒー教室を行いました。
講義内容はハンドドリップです。
いつも嬉しく思うのは、コーヒーの知識、技術をお伝えした時に思わず漏れる「へぇー」と声を頂くことです。
今日の講義でいえば「真空パックは意味ないですよ」とお伝えすると驚いている方が多かったです。
ちょっと雑な言い方ですが、スーパーで並んでいるピッタリ張り付いて真空パックにされている物はまず鮮度という概念でとらえた場合は全く意味がありません。
というのも新鮮な豆を真空パックにすると数時間後には香りの主な成分の多くが揮発性であるため袋を膨らませてしまうからです。
ですからピタッとなっているという事は香りの成分は全て抜いた後にパックしている証拠なのです。いわば見せかけだけの商品なのです。
あまりあってはならないことなのですが、当店で豆を買った方から「袋が破裂していた」とお叱りを受けたことがあります。
当然謝罪し説明をさせて頂いたのですが、そのお客さんはご理解いただき今も「鮮度が良いね」とご利用頂いています。
コーヒー教室はそういう細かくコーヒーの知識をお伝えすることができる場なので、本当に声を掛けて頂くのがありがたいのです。
2弾目8月2日は当店主催のコーヒー教室で、8月7日は今回の団体のもう1弾です。