僕にとって特別な贈り物が届きました。
現在は四国中央市で医師をしているS先生から果物の詰め合わせを頂きました。
僕が大学生の頃父親が脳梗塞で倒れ、当時S先生が新居浜の労災病院で勤務されていたときお世話になったのがきっかけでした。
脳梗塞で倒れた父は介護が必要な体になり通院生活が始まりました。
介護は家族にとって、とても負担が多く、かなりの時間を犠牲にしなくてはならず心身ともに疲弊していました。
そのなかで通院する日はS先生と会う日でとても楽しみにしていました。
S先生は優しく対応してくれて、帰る時に必ず介護している僕たちにも「あまり無理しないでね」と声をかけてくれました。
介護で疲れきった僕たち家族にとって先生に会う日はとても心の支えとなったのです。
そして、僕がお店を開業してからは利用してもらうようになり、先生夫妻ともに来店してもらっています。
そのS先生が四国中央市に転勤が決まって、父の通院も四国中央市までは無理なのでやむなくS先生に掛かることを諦めたのです。
ただ、S先生とのお付き合いは変わらず続き現在も、奥さんも来てくれたり、S先生もたまのお休みの時はお店に来てくれています。
とても迷惑ですが、僕も四国中央市に行った際は病院に寄ってS先生に会いに行ったりしています。
あまりにも忙しいので、話す時間はないのですがそれでも会いに行きたくなるのです。
凄く辛い時期、現在も心の支えになってくれているS先生には本当に感謝しています。