当店もGW連休に入り、早速お隣の香川のイオン綾川店にいって参りました。
その目的は…。
「小橋建太トークショー」があったからです。
小橋建太さんといえば、プロレスファンなら誰でも知っているスーパースター。
昨年5月に引退して早くも1年になります。
プロレスファン以外の方には、分かりにくい内容になりますが、書き記していきます。
僕は新日本プロレスファン育ちで、小橋選手が所属していた全日本プロレスはあまり見ていませんでした。
それでも数人は好きな選手がいて、その好きな選手の一人が小橋選手でした。
小橋選手はとても不器用な人で、バカ正直で、とにかく真っ直ぐにぶつかり合うというファイトしか出来ない選手です。
プロレス界でいう「巧くない」選手です。
ただ小橋選手が圧倒的な人気を誇ったのは「高校球児」を見ている感覚なのではないかと思います。
「プロ野球選手」は当たり前にアマチュアの高校球児より巧いのですが、それでも高校野球が人気があるのは、プロ野球よりも「ひたむき」さがあるからではないでしょうか。
小橋選手がボロボロにされても立ち上がる姿を見て、観客は自分でも気づかないうちに「小橋!!」「小橋!!」と声が漏れてしまうのです。
知らないうちに観客を取り込んでしまう魅力を持っているレスラーさんってほとんどいないです。
そして、小橋選手の最大の魅力。ファンを大切にする姿勢です。
プロレス界では有名な話ですが、まずサインを頼まれたら絶対断らない。
小橋選手は2012年に東日本大地震のチャリティーマッチで膝を骨折しました。
それでも、会場に残って最後までサインなどに応じ、ファンサービスをしていたと聞きました。
ファンサービスを大切にする背景には小橋選手が子供の頃、トップレスラーだったダイナマイトキッド選手にサインを頼んだら無視をされたという嫌な想いを経験し、ファンの人にそのような想いをさせてはいけないという想いがあるのだそうです。
実際に接してみてとても低姿勢で、僕がふった質問も丁寧に答えてくれました。
ちなみに質問は小橋選手が京セラに就職していた時ラグビー部に所属していたので「当時のポジションは?」と聞くと、「ロックです」と答えてくれました。
小橋選手とラグビー談義が出来て最高に良い一日になりました。