昨日日テレの「おしゃれイズム」を見ていたら、明石家さんまさんが出ていました。
その1コーナーでさんまさんの好きなハワイ・コナコーヒーが紹介されていました。
さんまさんがコナコーヒーが好きだということは他の番組でもよく聞きます。
コナコーヒーは綺麗な酸質の豆で、高品質な豆です。
そして、価格も高い。相場は100g¥1,000ほどです。
他の国のコーヒー豆よりも高い理由は簡単です。よく希少性をいいますが、本当のところはハワイ州は先進国であるアメリカの人件費、アメリカの土地代が掛かるからです。
そのため価格=品質とはいえません。
現実にハワイ州のカッピングコンテストで優勝したのはコナ地区の豆ではなく、対岸の東海岸側にあるカウ地区の農園の豆でした。
その味に惚れてしまった僕は早速優勝豆を仕入れて販売しました。ちなみに優勝した豆の量が22.7kg(そのうちの9kgを当店が押さえました)と異常なまでに希少でした。
それでも100g¥1,100で販売させて頂いたので希少だから高いという理由ではありません。
だから僕としては日本では有名なコナですが、カウコーヒーを押しています。
ただほとんど日本では見かけることのない豆なので、とても残念です。
当店としても毎年押さえたかったのですが、僕が気に入ったカウのラスティーズハワイアン農園のカツーラ種が入って来ていないので泣く泣く断念しました。
最後にハワイに旅行に行かれる方でコナコーヒーをお土産で買われる方が多いと思うので、1つアドバイスをさせて頂きます。
「コナブレンド」と販売している豆が「あれ、お買い得!超安い!」と思うことがあると思います。
ここで気を付けなければいけないのはコナコーヒーの配合率です。
ハワイではコナコーヒーが10%以上配合されていれば法律上コナブレンドと名乗って良いので、いわば90%は違う豆が混ぜられています。
パッケージをよく見て配合率を確かめて購入してください。