今年の1月2日から新しい焙煎方法に切り替えました。お試し焙煎用に豆を買い、とにかく焼き込みました。初めは全くコントロールが出来ずブレまくっていました。それも2ヵ月経った頃ある程度コントロールが出来るようになりました。
ただし、これも暑くなって気温が上がってくると火の通りが変わってくるため改めて夏バージョンの焙煎へと変えていく必要性があります。ボトムポイントまでのタイミング、ゴールドポイントまでの火力、上昇率、カラメル化からの火の落とし方など。現在もデータを取りプロファイルをしっかり分析しています。
実は現在取り組んでいる焙煎は数年前に自分には難しいと思いあきらめていました。ただ、毎年の目標として「新しいことをする」というのを掲げているので、今年の目標はこの焙煎を変えていくことに着手しました。
焙煎を変えると、豆の持ったポテンシャルが今まで見えなかったものが見えるようになり、さらに豆の奥深さに気付かされました。本当にありがたいのは16年目を迎えましたが、マンネリ化することなく「もっとコーヒーを知りたい」と思えている事です。
秋口には発売を予定しているインドネシア初のカップオブエクセレンス入賞豆が来ます。新たな豆との出会いにワクワクしています。