昨晩は「中国菜房くどう」さんで友人のM夫妻と食事会をしました。
M夫妻との食事会といえば、くどうさんを利用させて頂くのが定番となっています。
僕は「中華」料理は好きなものの「中国」料理はほとんど食べたことがありませんでした。
ただ、くどうさんが出来てからは、すっかりドはまりしました。
M夫妻は本場中国でも中国料理を食べていて知識豊富で、また味も的確に捉えられる方たち。
いつも料理の解説もしてもらっています。
昨晩も美味しい料理の数々。
お通しで工藤シェフからサービス。ピータンのヅケ。
外側の少し強く固めた煮こごりのような食感と、内側の黄身のなめらかさ、ヅケでしっかりめの味わいに黄身のまろやかさとコクが最高です。
前菜定番のよだれ鶏。
皆の多数決で麻婆豆腐か麻婆茄子で選んだ絹かわなす麻婆茄子。やっぱり油を含んだ茄子の甘さと食感は至福のひととき。
そして、中国料理通のM夫妻が強く推してくれて選んだホタテの腸粉蒸。皆の昨日NO.1メニュー。
M夫妻は頻繁にこの腸粉を食べていて、愛媛ではなかなかお目にかかることの出来無いメニューなのでとても喜んでいました。
やはりとても手間の掛かる料理みたいで、工藤さんに聞くと米をミキサーにかけて成形し、蒸しあげる。何でも成形するときの厚さがポイントで薄すぎても、厚すぎても駄目だそうです。
ほろほろ、ツルツルな食感でとても滑らか。中のホタテの旨味がマッチングしていくらでも食べられそうです。
中の具のバリエーションも結構あるみたいで、他も食べてみたいと思いました。
そして、美香さんが食べたいと推して通したメニュー。豚肉の味噌炒め中華パン添え。
甜麺醤が少し焦がしめに炒められていて香りがとても香ばしい。ちょっとした火の使い方がやはりプロですね。
皆少々お腹が満たされてきて、あと2品くらいだねと頼んだのが海老蒸し餃子、汁なし担々麺で〆です。
海老蒸し餃子は海老が紹興酒を含み良い香りを放ちプリプリと弾ける食感で皮はもっちり仕上げられていて絶品。
そして、今月のメニューで載っていた汁なし担々麺は牛すじの味噌煮込みで和えられて旨味と甘味とコクが麺に絡み激ウマでした。やはり四川料理。ピリッと香りの高い花椒が効いて食欲をそそります。
満腹でゆっくりしていると、工藤さんから杏仁豆腐のデザートのサービス。皆テンションMAXに。
気の合うお友達との楽しい時間に工藤さんの最高の料理に癒されました。
工藤さんいつも最高のおもてなしと、感動するお料理にサプライズありがとうございました。
M夫妻。また、行きましょうね。