昨晩は友人のM夫妻と「中国菜房くどう」さんで食事会をしました。
M夫妻も我が家も食べることが大好きで、よく一緒に食べに行きます。
工藤シェフの完成度の高い料理が並びます。
M夫妻も我が家も満場一致で唸った逸品「大海老ともずくの塩味炒め」
メニューを見て「もずく」を炒める?
ただ、一口。パクっ。
皆「おぉ~!!!」
もずくの存在感がしっかりしていて、海老の食感とマッチングしている。
奇をてらったものではなく、もずくと大海老があって織りなす食感が生まれています。
ガラスープ、金華豚のスープ、塩、砂糖とシンプルなものですが、最高の旨味になっているのです。
工藤シェフの創造性。恐るべしべす。
感服いたしました。
そして、僕が改めてプロの技術だと思ったのは「青椒肉絲」。
家庭でも定番のメニューですよね。
ただ、工藤シェフが手掛けると野菜が生の状態の時よりもシャキッと立つような食感でくどう流は豚肉を使っているのですが、こちらの食感はふわふわ。
こんな最高の火の入れ方はプロしか出来ないものです。
こちらもシンプルなメニューだけに、アマとの大きな差が分かる逸品でした。
くどうさんに訪れると初めて会う食材や、調味料、ソースがあり、とてもワクワクしてしまいます。
M夫妻は世界でも食べ歩いていて、食のデータが多く、味覚も優れています。
僕も「食」の端くれではあるのですが、学ぶ事がとても多いです。
お二方とも、食に限らず話のネタも多く、教養もとても高い。
我が家よりも少し兄さん、姉さんですが、対等に可愛がってくれる優しいお二人。
いつも、食事会をすると話が尽きません。
昨日もくどうさんで閉店ギリギリまで話してしまいました。
工藤さん、いつもご迷惑おかけします。
写真撮り忘れましたが、サービスで出して頂いた杏仁豆腐。めちゃ美味しかったです。