我が家の妊活事情

美香さんと結婚し1年3ヶ月が過ぎました。

結婚して以来、周りの仲間やお客さんに多くの祝福の言葉を頂きました。

それと、同時に「お子さんは?」「次は赤ちゃんだね」と期待の言葉も掛けて頂くことが多くなりました。

僕なりに出来ることは備え、妊活の本も数冊読破しました。

ただ、自然に任せていて未だ音沙汰無し。

僕も美香さんも赤ちゃんは熱望しているので、高齢ということもあり医学的に妊活を進めていく移行としました。

掛かっているのは当店の常連さんの院長が開業しているクリニックにお世話になることにしました。

まずは、僕と美香さんの精子と卵子の状態。これは全く問題なし。

現状を分かってからも排卵日をチェックしてタイミング療法を2度行ってみましたが不発。

そして、ついに一昨日体外受精に切り替えることを決断しました。

妊活に取り組んだことの無い方には分かりづらいと思いますが、母体(美香さん)の年齢41才の場合のクリニックのデータでの成功確率は15.3%。

何とも希望の持ちづらい数字です。

そして、治療を始めていくと男性の僕には大した負担はありませんが、排卵誘発剤を毎日注射しなくてはいけない美香さんへの体への負担は半端ではない。

さらに自費診療になるので金銭的負担はこれまた半端ではないのです。

細かくは忘れましたが、美香さんの年齢41才の場合、県、市からの補助が三回ほど受けられて、初回は無料でいけそうですが、治療の進行具合で卵を取り、受精させ培養出来て杯移植まで行って成功すれば結果オーライですが、失敗した場合の補助以外の足の出た十数万円は水の泡。

また、失敗した時の精神的ショックがさらに追い討ちをかけます。

その失敗した時のショックで妊活を諦める方も少なくないと助産師をしているお客さんから聞きました。

美香さんと話し合い我が家は来年の3月。結婚2年目までは妊活を頑張ろうと方針を決めました。

この手の話は配慮してくださる方たちからは絶対に聞いてはいけない禁句的な扱いで、また配慮に欠ける人からは傷つけられる事も多いと思います。

僕としてはあまり難しく考えられる事の出来ない性格なので、聞かれたら答えますし、自らも話すようにしています。

これから妊活する方、またその妊活をサポートされる家族の方に、少し妊活に励む夫婦の事情を分かってもらえればと書いてみました。

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