日大アメフト部の悪質タックル問題

連日、日大アメフト部のタックル問題がメディアを騒がしています。

僕も何度もニュースで見ましたが、プレーの流れの関係の無いシチュエーションで、無防備なQBに対するタックルは、今回は回復する怪我ですみましたが、一歩間違えれば脊髄損傷など致命的なダメージを与えるものです。

僕もアメフトと遠からず、コンタクトの多いラグビーをしていたのでその危険性は身に染みて分かっています。

ラグビーの場合もアーリータックル、レイトチャージなどのボールを持たない選手へのタックルは重く禁じられています。

ただ経験した者として話をすると、プレーの流れの上でのこれらの反則は当たり前に行われていることです。

ここまで問題視されているのは、今回のケースみたいなボールを放して数秒間経っての無防備な状態でタックルにいったこと。

その無防備ということが、本当に悪質で危険なので、関西学院大側が申し立てたのだと思います。

おそらくアメフトでも多少のラフプレーならここまでは言っていないでしょう。

さらには監督から指示があってのことか、否かまで話が及んでいます。

その事については分かりませんが、今回のケース。

フィールド上とはいえ、ルールだけでのペナルティでは足りないものと感じます。

プレーとは関係の無い無防備なシチュエーションでタックルに行く。

これは、ボクシングでいうとゴングの鳴る前に相手選手へパンチを浴びせるのと一緒です。

傷害事件として捉えても良いのではないかと思っています。

この事案。そのように重く感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です