昨日に引き続き先日来店された興味深い営業を紹介します。
その営業内容は今大流行の「IQOS」
アイコスといい、フィリップモリス製の喫煙具で日本では2015年9月に発売された加熱式たばこです。
店頭に入荷次第すぐ売り切れるといいます。
営業のSさん「フィリップモリスのSです。オーナー様アイコスはご存知ですか?」
僕は知ってはいましたが、禁煙に成功し、またお店も禁煙にしているので「存じ上げています。ただ僕は利用しないですよ。」
Sさん「いえいえ、使って頂きたいという話ではありません」
とよくよく聞いていると「禁煙しているお店でもアイコスは利用できます。」というアイコスを利用できる加盟店にしてくださいとのことです。
アイコスは副流煙の被害も無く、煙の出ない臭いがないタバコなのですが、やはりまだ巷の認知度が低く理解を得られていないようです。
なので、お店に協力を得て、認知度を高めているのだといいます。
アイコスを喫煙している様子を見ると、分かる人には「アイコスを吸っている」と分かりますがアイコスを知らない人が見ると「タバコを吸っている」と誤解されます。
当店は開店して以来禁煙を通してきました。
Sさんのお話する姿勢や情熱、細かい資料、緻密なデータは抜かりない素晴らしいものでした。そして、アイコス自身の商品力も申し分はありません。
ただやはり僕も10年前のオープン当初、喫煙者の方から「珈琲屋でタバコが吸えないのはなぜ?」「タバコが吸えないのなら帰る」と言われる度に逐一説明をして理解を得てきたつもりです。
それを当店のお客さんの年齢層は高めなのでアイコスの認知度はかなり低いと思われるので、アイコスが吸える = タバコが吸えるというイメージになるのは不本意なので、Sさんに「もっと認知度が上がり協力店が増えた時は、僕も協力させてください」とお伝えしました。
物を直接的に売ることの無い営業もあるのだなと感じました。