パイオニアの凄さ

本日「川田熱帯魚」さんの川田社長が来店してくれました。

来店された際はいつも色々と貴重な話を聞かせてもらいます。

川田熱帯魚さんといえば「川田熱帯魚新居浜本店」、「ペットかわたDCMダイキ朝生田店」、「ペットかわたDCMダイキ重信店」、「ペットかわたDCMダイキ美沢店」、「ペットかわたイオン新居浜店」、「ペットかわたDCMダイキone 新居浜店」、「ペットかわたDCMダイキ東大洲店」
と大型店舗7店舗を展開しています。

熱帯魚の扱いで四国一を誇る優良店です。

1970年創業でペットブームなど関係の無い頃からお店を運営されて、また熱帯魚専門店という新居浜のような田舎では経営が成り立っていくのだろうかと思ってしまいます。

そのような疑問を川田社長に聞いてみると専門店の経営というよりは「熱帯魚たちの生育環境(水質)を整える事が一番大変だった」といわれていました。

創業当時(現在も)四国に熱帯魚店が無く、その生育ノウハウを持っている人が誰もいなかったそうで、かなりの数の熱帯魚の命を犠牲にしてしまったそうです。

そして、熱帯魚を仕入れた地域には専門書があったそうです。

ネットで検索なんて当たり前に無い時代です。

そこで、川田社長は現地で熱帯魚を買い付けて、その地域のその熱帯魚の専門書を買って、その国の辞書を買ってきて読解したそうです。

ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語・・・。すべて辞書を持っているそうです。

そして、その熱帯魚の生態系を調べて試行錯誤してみてもデタラメも多いらしく、なかなか生育環境は整えられなかったそうです。

そこで、独学で水質を研究し何とか水質改善が出来て生育環境を整えることに成功。

成功したことによって、熱帯魚の生育に成功。は当たり前で、さらにその功績が凄かったらしく新聞社が「水質改善のエキスパート」として取り上げられたそうです。

川田社長は「その時特許申請したら取れただろうから、それだけで収入は得られただろうな」と語っていました。

本当にパイオニアの偉大さを感じます。

川田社長もある程度高齢ですが、パワーがみなぎっています。

川田社長のような情熱を、僕はコーヒーに注ぐ事が出来ているのだろうかと自問させてもらいました。

本当に励みになりました。

あと、川田社長は世界各国を飛び回っている方なので、そちらのエピソードトークは驚き、笑いにとネタの宝庫でとても楽しいです。

川田社長。貴重なお話ありがとうございました。

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