リオデジャネイロ五輪も始まり、今大会からラグビー7人制が正式種目となったのでワクワクしています。
先陣を切って柔道が始まりメダルラッシュとなるのではないかと期待されていて幸先良いスタートになるのではないでしょうか。
僕自身もお祭りモードですが、8月6日の今日は日本人にとって忘れてはいけない日です。
広島に原爆投下された日。
先日ネットで「被爆2世が国を提訴する」とのニュースがありました。
内容は被爆2世は放射線による遺伝的影響を否定できず健康被害への不安を抱えているのに、国は放置してきたとして賠償を求める方針。とのこと。
僕の祖父母は被爆者で、母は被爆2世。
他人事ではありません。記事を読み進めて、いざコメント欄を見て我が目を疑いました。
「被爆者を語ったたかり」「いつまで言うのか」「科学的に立証されていないから虚言」など。到底世界唯一の被爆国の同じ日本人のコメントではないと思いました。
時が過ぎ風化してしまったのか、知らないということはとても怖い事だと思いました。
母は被爆2世ですが、国を提訴するといった活動はしていません。
そして「科学的に立証されていない」は間違いで「科学的に立証していない」のです。
母は6人兄弟で長女、次女、母の3人が甲状腺がんを発症しました。
チェルノブイリ原発事故の場合を引用すると、被害者は、白血病、脊柱や肺への癌、膀胱癌、腎臓癌、甲状腺癌、乳癌といった放射線による病に苦しめられている。また、被曝によって通常より多くの人が亡くなっている。心臓や血管への疾患が発生する。
放射能に汚染されたある地域では、80%にものぼる子どもたちが心臓疾患、肝臓障害、腎臓病、甲状腺疾患、抗体への異常を抱えている。また、母親の子宮の中にいるうちに被曝を受けて生まれてきた子どもたちの中には、脳の発達停止、白内障、遺伝子の突然変異、先天性の奇形、神経系異常や水頭症などの疾患が発生している。
これから先、日本国が「福島原発」の件についてもしっかりデータを出すのでしょうか?
終戦後も被爆は現在進行形です。
日本人として忘れてはいけないのです。
黙祷。