明日から9月

明日から9月ですね。

ここ数日間で涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました。

涼しくなってくると、豆の消費が増えるので、とても気合いが入ります。

また、品評会入賞豆も続々と出していく予定なので楽しみに待っていてください。

蕎亭はるさん

今日のお昼ご飯は壬生川の蕎麦の名店「蕎亭はる」さんで頂きました。

いつも、混雑を避けるためオープン時間に行くのですが、今日は少し遅くなり、11時45分ぐらいにはほぼ席が埋まっていました。

なので、とてもバタバタしていて社長と女将さんとも話すことなく、早めに食べて席を立ちました。

食べ終わった頃には、外には20人ほど並んでいました。

やはり「はる」さんは名実ともに認められているお店ですね。

来月末ぐらいには新蕎麦が出てくるので、次回楽しみにしています。

アンバーグローブ

今日は仕事終わりで高校からの友人順くんの営む美容院「アンバーグローブ」へ行ってきました。

いつも短く髪を切ってもらい、さっぱりしてイケメンに仕上げてもらいます。

そして、順くんと「職人」として、また「自営業者」としての話をさせてもらいます。

順くんもかなり職人の意識の高い人で、仕事に対する考え、姿勢はいつも尊敬しています。

また、自営業者としてお店を運営していく心構えを互いに話をし、業界の現状と展望を語り合います。

やはり、自営しているとなかなか相談出来る人がいないので、高校から何でも知っている順くんの存在はとてもありがたく感じます。

今日も髪も心もさっぱりして帰りました。

本当にいつも心の保養になります。

刺激をもらい、また明日からお仕事頑張ります。

コーヒーの保存!なぜ?

先週の日テレ「世界一受けたい授業」で食品の保存についてのコーナーでコーヒーの保存について触れていました。

結論は「冷凍庫」。

「コーヒー豆は臭いを吸収してしまうので1回に挽く分だけに小分けして
冷凍庫で保存します。」とのことです。

当店でも冷凍庫をおすすめしています。

でもなぜ冷凍庫かお伝えします。

コーヒー豆は気温が10℃上がると2倍劣化スピードが速まります。

そして、湿度に弱く水分、臭いを吸着しやすいのです。

また、直射日光は勿論なのですが、蛍光灯の明かりでも劣化します。

なので、これらすべての条件をクリアできる冷凍庫が最も最適なのです。

ただし、「豆」のままが何よりも最大の条件です。

コーヒー豆は挽くと70%ほど香りが飛んでしまいます。残りの30%をいかにうまく残して味わうかが重要なのです。

引いてしまうと空気に触れる面積が増えるため数百倍劣化が速まります。

賢く保存して、美味しくコーヒーを味わってください。

頂きました


昨日インドカレーの「コゴマフキン」さんのオーナーの伊藤さんから、ホレンディッシェ カカオシュトゥーベの「バウムリンデ」を頂きました。

こよなくバウムクーヘンを愛する僕としてはかなりテンションが上がります。

「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」はドイツの100年以上続く老舗バウムクーヘン専門店だそうです。

東京・大阪の伊勢丹でのみ購入出きるそうです。

本日の夕食後に頂きました。

日本で良く売れているタイプのふわふわなバウムとは違い、かなりどっしりしていて、しかもしっとりしています。

また、ラム酒も効いていて鼻に抜ける香りが心地良いです。

いつも食べている治一郎のバウムクーヘンとは方向性が違いますが、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバウムもかなり美味しいです。

伊藤さんありがとうございました。

頂きました

先日の月曜日に「らぅ麺純」さんの、純さん、まきさんご夫婦がお店に来てくれてシャインマスカットを頂きました。

らぅ麺純さんといえば新居浜でも、いえ駐車場には県外ナンバーの車も並ぶ愛媛で屈指の人気ラーメン店です。

当店と開業時期が近く、知人がオススメしてくれて、らぅ麺純さんにオープン当初から訪れていて、提供しているらぅ麺純さんの味、店主の純さんの所作、綺麗に整えられている厨房、まきさんの接客を見ていて「一度話してみたい人だな」と思っていました。

ただ、お店ではゆっくり話すことは出来ません。なので機会を伺っていました。

それが、偶然とは面白いもので、2ヶ月前「日本料理 佐々木」さんの大将の家でのホームパーティーで知り合い、それ以来可愛がってもらっています。

当店が少し先に開業しているのですが、職人歴、東京で人気ラーメン店を店長として切り盛りしている純さんの方が大分先輩で見習うところばかりです。

もちろん業界、お店の業態も違いますが話していても勉強する事が多いものです。

また、純さんの「経営者」より「職人」としての意識の高さも僕としては尊敬するところです。

当然お店を切り盛りしなくてはならないので売上は確保しなくてはなりませんが効率、利益ばかり考えず、1つの物を作ることに妥協せず、質を高める。

人気店になれば、欲は出るし
、自身の体への負担もあるので、もっと楽に利益が出るのではないかと考えるものです。

いつも純さん、まきさんと「物作り」や「多店舗展開」について話しますが、1つの物を突き詰める考えはブレないのです。(多店舗展開を否定している訳ではありません)

本当に尊敬するご夫婦です。

そして、 年下の僕が言うのは生意気ですが、純さん、まきさんのキャラクターが大好きです。

超人気店なので当たり前ですが、純さん、まきさんはお店ではかなり寡黙に淡々とお仕事をしています。

その姿を見て僕は想像で「きっと純さん、まきさんは仕事場だから、集中力は途切らせないように話さないのだな」と思っていました。

そして、話す機会が増え、純さん、まきさんと接していて再発見でした。

純さんはプライベートでも、めちゃくちゃ寡黙です。

おそらく10分話していると、そのうち純さんは1分も話していないです(笑)

ただ、いつもニコニコしてくれています。そして、お仕事の物作りの話になるとしっかり話してくれます。

そして、まきさんはプライベートではかなり砕けていて明るい方。ずっと話していられます。

ご夫婦でバランスが取れています。

本当に尊敬する方達との出会いに感謝です。

純さん、まきさん美味しいシャインマスカット。ありがとうございました。

「ありがとうかふぇ」さん


久しぶりに「ありがとうかふぇ」さんに行きました。9月で2年目を向かえます。

席に着いてスープ+ケーキセットを注文しました。


ミネストローネに半熟卵をトッピング。まろやかでトマトの旨味と酸味が最高です。パンも手作りでふんわりしていて美味しいです。


コーヒーは丁寧にハンドドリップで淹れてくれます。

淹れている時に「矢野さんに見られていると試されているようで緊張します」と言われていましたが淹れている所作を見ると既に体に馴染んでいます。

オーナーの鈴木さんも色々な試練を乗り越えて逞しくなっています。接客も心地が良いです。

「ありがとうかふぇ」さんが1つ、しっかりとした「形」になっています。

お客さんもしっかりついています。

鈴木さんは開店前から当店の常連さんで研修も受けてもらい、開店。と携わっているので我が事のように嬉しく思います。

ありがとうかふぇ
〒792-0866
新居浜市宇高町1-13-6
Tel080-3164-4079

頂きました

常連のYさんから徳島のお土産、鳴門市の川添フルーツさんのフルーツシロップを頂きました。

このフルーツシロップ。かき氷、水割り、カクテルなど使用用途はさまざまで色々な味わいが楽しめるようです。

僕としてはウィルキンソンの炭酸水のソーダ割りが美味しいかなと思ったので、早速明日買ってきて試そうかと思います。

Yさんいつも心遣いありがとうございます。

「白石菓子舗」さんのカステラ

先日お盆休みで訪れた四国中央市の白石菓子舗さんで買ったカステラを夕食後に頂きました。

白石菓子舗さんといえば、百万両最中と黄金饅頭の2大巨頭ですが、僕の大のお気に入りはカステラ。

白石菓子舗さんのカステラはどっしりしていながらしっとりしています。

白石菓子舗さんに訪れると間違いなくチョイスする逸品です。

珈琲は当店のグアテマラ・エルピラール農園とさっぱりで合わせてみました。

やはり、良いです。

フェアトレード

そういえば最近全くコーヒーの話をしていないですね。

コーヒー屋なので、久しぶりにコーヒーの話を書きます。

僕が今読んでいる漫画「僕はコーヒーがのめない」。

尊敬するコーヒーハンター川島良彰さんが監修している本です。

正直いってマニア過ぎてあまり一般の方にはオススメしません。

ただ、読んでもらうと現地を飛びまわっている川島さんらしく、生産地のリアルな事情まで書かれています。

中でも今回第五巻のP184で書かれている「フェアトレード」については僕も意見が重なるところがあり、興味深いシーンでした。

フェアトレードは途上国の品を適正な価格で契約し、途上国、先進国が対等に取引を行う制度です。

この漫画では「フェアトレードでは品質が上げられない」といった主旨で描かれています。

コーヒー界では「フェアトレード」「レインフォレストアライアンス」「JAS 」「バードフレンドリー」「グッドインサイド」と認証マークのついたものがあります。

僕も公正な取引がなされ生産者にもしっかり利益が入り、さらなる品質向上に繋がるという考えは共感します。

ただし、僕自身1000銘柄近い豆をテースティングしてきたなかで、認証コーヒーもかなり試してきました。

正直いって当店では提供出来る品質ではないものがほとんどです。

先進国が単純にお金を落とすだけではダメなのです。
やはり、川島さんのような方が現地を訪れて栽培指導し、共に品質を上げていく地道な活動をしなくてはならないと思います。

品質を上げる意味では、カップオブエクセレンスのような品評会はある一定の成果はあげられているように思います。

僕もコーヒー屋なので、生産者の方の努力なくして良い豆は供給出来ません。

生産者も消費者にも良い関係でなければ、歪みはくるものです。

生産者は品質向上をモットーに、また、消費者は品質に見合う適正価格で購入する。

シンプルですが難しいものです。