昨日は行き付けの日本料理「佐々木」さんでお昼ご飯を頂きました。
毎回行っても、初めて行った18年前の感動がいつも新鮮に味わえます。
そして、大将の作る料理のなかでも一番大好きな椀物。
昨日のはうすい豆のすりながしに桜餅と鮑と蕨を添えた椀物。
お出汁の旨味と豆の風味が最高でした。
そして、鱒のぽん酢がけ。
実は鱒と鮭は生物学的には違いはないのです。
よく言われているのは、川で産卵し海に下るのが鮭で、川でずっと生息しているのが鱒と分けていますが、明確な線引きは無いそうです。
全く関係ない話かもしれませんが、実は蛾と蝶も明確な線引きはないそうです。
でも、その鱒と鮭は明らかに味わいは違います。
鱒は鮭ほど脂がしつこくなくさっぱりしています。
そして、大将に鱒の話について伺っていると「実はこの鱒は香川のものです」とでまた「5月からは青森のものが来る予定です」と教えてくれました。
同じ魚でも産地が違うと味わいが違うのでとても楽しみにしています。
美味しく、美しい数々の料理
大将の最高の料理と女将さんのおもてなしで癒されました。
蕨、タケノコなど、今月は春の香りがしますね。すべて美しくおいしそうです。
魚が二匹写っている写真がありますが、これは、小アユでしょうか。ワカサギではないような気がしますが…。
5月からは青森の鱒が入荷する、と書かれていますが、和井内貞行が養殖に成功した十和田湖の鱒でしょうか。
鮭ですが、昔は、寄生虫の心配などからか、鮭の刺身は見ることはなかったですが、聞くところでは、最近は
ノルウェーなどで養殖されたアトランティックサーモンが短時間で、輸入されているとかで、よく見るようになりました。
「天使のエビ」(ニューカレドニア)など、美味しいものが輸入されるようになりました。
鱒と鮭、蝶と蛾など線引き、断定が難しいようですね。
蛾のほうが蝶よりも種類が多いとは知りませんでした。
Shiozakiさんコメントありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
二匹のお魚は鮎の子です。女将さんに教えて頂きましたが、鮎の子は季語だそうですね。
そして、鱒は「海峡サーモン」というブランド名で売られているニジマスです。
寒い地域なので脂が乗って美味しそうですね。とても楽しみです。