先日マイナンバー通知カードの愛媛県第1号ということで南海放送以外のテレビ局の取材があり放送後、かなりのお客さんが見ていてくれたらしく「出てたね」「知り合いが写ったからびっくりしたよ」と声を掛けて頂きました。
そこで「どちらの局で見て頂きました?」と聞くと、当店のお客さんの年齢層が高いためか、ほぼ「NHK 」と答えられる方が多かったです。
テレビを見ていてタレントさんが「NHKに出ると知名度が上がる」と聞きますが、今回の事で実感しました。
また、先日こちらもNHKの「ためしてガッテン」でコーヒーの特集がありました。
内容は健康にスポットをあてたものでしたが、こちらも放送後お客さんの問い合わせが多く、コーヒー豆の出る量が多くなりました。
NHKは凄い!と実感しました。
番組ではインスタントコーヒーを押していましたが、その中のデータで「インスタントコーヒーはレギュラーコーヒーと遜色がないほど香りがある」というデータがとても曖昧でびっくりしてしまいました。
これは批判をするわけではありません。
レギュラーコーヒー(いわば挽豆)がいつ焙煎された豆なのかという物が抜けていました。焙煎後何ヵ月も経ったものであればテレビで見たとおりのデータですが、焙煎後すぐのものであるならば明らかに香りの差が付きます。
(現在保管中の10月23日焙煎の豆)
そこは実際に僕が行う12月20日のコーヒー教室でも同じモカ・イルガチェフでも焙煎後すぐの豆と2ヵ月経った豆で飲み比べを行います。今まで2回ほどおこないましたが参加者の皆さんは実感して頂いています。
それだけ長い時間の経った豆は香りが失われているのです。
ですから焙煎してどれだけ時間の経過がある豆なのかを記載していないと、まったくもってデータとして意味を成していません。
それでもテレビの影響は多大にあるので怖いものです。