今年の出来

コーヒーは農作物です。毎年同じ品質ということはまずありえません。

あまりにもひどい場合は当店では扱いません。

焙煎士をしていて楽しみの一つは毎年の出来具合を見ることです。

ニュークロップ(新豆)が届くと生豆の状態をみて、サンプル焙煎して出来具合を見ます。

ですから豆を見極めるという作業は1年2年では出来ません。

コーヒーの銘柄を800種類以上テースティングしてきましたが、いまだに新豆の出来を見ることや新しい銘柄に出会うことはワクワクするものです。


そして、ワクワクするといえば新米の出来を見るのも楽しみです。

ここ何年かハマって取り寄せている下呂のお米「龍の瞳」です。

お米好きの僕としては今まで取り寄せたお米の中でも最高に美味しいお米です。

今年は少し香りが少なく、去年の出来の方が良く思いました。

しかし、新米の香りとふっくら感はたまりません。

先日血液検査をしたら中性脂肪が高いという、かなり自覚していることを数字でまじまじと見せつけられました。

数字を見ても新米のうまさはやめられませんね。

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