すでにお盆休みに入っている方もいて、僕の親友で現在東京でソフト開発の会社に勤めているIが「帰って来てるから行くわ」と当店に寄ってくれました。
Iに会うのは3年ぶりで、本当に嬉しく思います。
しかし、いつもIは突然で、今日も帰ってきたことを朝電話があって初めて知りました。
Iとは新東ラグビー部の時からの付き合いで、1つ上の先輩です。
新人戦の日の朝、いつもと変わらず部室に行くとIが「お前今日出番だから」と言い放ちました。
?????僕はオール愛媛に選ばれていた優秀なIとは違い、その当時は補欠で前日のメンバーの発表だって補欠の番号をもらっていました。
「何で?」とIに尋ねると「俺やらかしちゃってさ」と。
何でも僕たちの高校の校則違反であるバイクに乗っているところを先生に見つかったとのことでした。
補欠で役不足の僕がいきなり公式戦に出る羽目になり、極度の緊張のためガチガチで試合を行いました。
試合が終わりIが「悪かったなぁ」なんて言いながらも、ニヤニヤして悪びれていない様子。これは参りました。
そして、Iも卒業しロンドンに留学することになり、僕も卒業しIがロンドンに住んでいるということで卒業旅行でロンドンに3週間ほど滞在しました。
それからは僕は日本で大学生活が始まり、Iもずっとロンドンで生活をしメールや電話でやりとりを繰り返し、日本に帰ってきた際は会っていました。
そんなこんなで11年が過ぎ、ある日Iから電話があり「そろそろ日本に帰るか」と一言。
後日「何があった?」とメールで聞くと「結婚するわ」と結婚2か月前に報告されました。
いつも当然で驚かされることが多いのですが、会うと高校ラガーマン時代に同じ釜の飯を食い、苦楽を共にした頃に戻りホッとします。
Iと出会って20年が経ちますが、この歳になっても会える時が本当に嬉しいです。
Iとは仲が良過ぎて、ロンドンに行った際Iの部屋に泊めてもらっていたのですが、なぜか滞在していた3週間の間毎日一緒にお風呂に入り、一緒のベッドで寝ていました。
あまりにもベタベタしていたので、当時Iと付き合っていた日本に住んで遠距離恋愛していた彼女に嫉妬されたことがあります。