ここ数日間でアイスコーヒー用の豆を数十kg焙煎しました。
まだまだ暑くなりきってはいないですが、焙煎室は46℃になっています。
焙煎作業が立て続くと、仕事が終わって数時間しても体が熱いままです。
焙煎士にとっては本当にしんどい時期になりました。
明日は祝日なので1時間早く営業時間が終わります。
疲労が溜まっているときは、とても嬉しい日ですね。
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ここ数日間でアイスコーヒー用の豆を数十kg焙煎しました。
まだまだ暑くなりきってはいないですが、焙煎室は46℃になっています。
焙煎作業が立て続くと、仕事が終わって数時間しても体が熱いままです。
焙煎士にとっては本当にしんどい時期になりました。
明日は祝日なので1時間早く営業時間が終わります。
疲労が溜まっているときは、とても嬉しい日ですね。
本日あかがねミュージアムが開館しました。
並びに併設されているカフェも開店しました。
昨日予定されていたレセプションが台風でキャンセルになったため、本日ぶっつけ本番となりました。
当店も豆を使用して頂き、スタッフさんの技術指導も任せて頂いたのでとても気になります。
当店に来客して頂いたお客さん数名から「あかがね行ってきたよ」と聞いたので、とても注目度が高く混雑したのではないかと思います。
まずはこの連休の大混雑時を乗り越えて頂きたいと思います。
また、後日お店に伺いたいと思います。
あかがねミュージアムがいよいよ明日オープンです。
並びに当店の豆を利用して頂くカフェもオープンです。
う
今朝豆をお届けしたのですが、本日予定されていたレセプションは台風の影響で中止になったそうです。
なので明日ぶっつけ本番ですが、必要以上に気負わず、スタッフの方々全員で協力し様々な壁を打破してください。
当店の常連さんのTさんから「向山製作所」のキャラメルポップコーンを頂きました。
製作所なのにスイーツ?と思われた方も多いと思いますが、紛れもなく機械のシステム開発などを手掛ける会社がスイーツも手掛けているのです。
実は向山製作所の社長さんが常連さんのTさんの御友人で、製作所でありながらスイーツを手掛けることになった成り行きを聞きました。
バブルが弾けた当時その煽りを受けて、会社がまだ小規模だった頃に「どんなにしても社員を食べさせる」と社長さん自ら調理師学校に通い、ホテルの厨房で働いて食品事業を目指していたそうです。
その後微細な部品を組み付ける高度技術とITバブルが相まって、向山製作所の業績は回復し成長したそです。
時同じくして味覚を視覚化する機械を開発するにあたって、スイーツも研究されたそうです。
そのことがきっかけでスイーツの事業部も立ち上げて現在に至るそうです。
夕食後キャラメルポップコーンを頂きましたが、キャラメルの濃厚さとクリスピーな食感が最高に美味しかったです。当店のマンデリンとのフードペアリングもかなり良かったです。
美味しいスイーツまで頂き、バイタリティ溢れる社長さんのエピソードを聞いて2倍も3倍も美味しさが増しました。
ちなみにTさんもIT会社をされています。
向山製作所
http://www2.enekoshop.jp/shop/food-mukaiyama/
月に一回の楽しみ。「佐々木」さんで昼食を頂きました。
いつも思うのは何回来ても飽きない凄さを感じます。
大将の出汁を飲むと何故かホッとします。
出汁の美味しさを知っている日本人はDNAに組み込まれているような気さえします。
そして、おもてなしの精神が素晴らしい。女将さんが料亭内を本当に上手くコントロールされているなと感心してしまいます。
先日当店の常連さんで東京にオフィスを構え、ギャラリーを会津若松に持つ画商さんのIさんに「佐々木」さんをおすすめする機会があったのですが、Iさんはすでに他の方から「女将さんが飛びきり美人で、感じが良い」と聞いていたそうです。
本当にその通りなので、その話を女将さんにすると謙遜して「そんなことは無いです。でも、本に『女将さんが美人』と書かれていたのをお客さんから話を聞いてとても恥ずかい限りです」と言っていました。
御中元の作業で疲れが溜まっていたのですが、大将の料理と女将さんの接客に癒されました。
当店の御中元のピークは過ぎましたが、また明日から頑張れます。
帰りにはとても美味しそうなさくらんぼを頂きました。
ありがとうございました。
本日の午前中は面白いほど暇でした。
最近御中元の発注で、とても忙しくバタバタしていました。
この時期を過ぎれば暑くなって珈琲屋としては暇になるのですが、やはり御中元のシーズンには一極集中するので、焙煎前に行うハンドピック(欠点豆除去作業)もままならないでいました。
それも、何とか午前中で挽回出来ました。
たまにはこういう日があっても良いですね。
少し暇だったので僕の好きな焙煎室から眺める風景を写しました。
何の変哲もない風景ですが、焙煎室から眺めるのが好きなのです。
あまり知られていませんが実はコーヒーにもマナーがあります。
まずカップの取っ手の出す方向。これは国によって違います。主にアメリカ式、イギリス式と分かれます。
取っ手を右に向けて出すのが「アメリカ式」。右利きが多くブラックでの飲用が多いため合理的に右向けで出しています。
反対に砂糖やミルクをスプーンでかき混ぜる際、音が立たないよう取っ手をつまんでカップを安定させるために左に向けて出すのが、行儀作法を重んじる「イギリス式」。
ちなみに当店の取っ手の向きは右向きの「アメリカ式」です。
そして、添えられているスプーン。これも国によって違い、、欧米はカップの奥、日本はカップの手前、またスプーンの柄は、取っ手の右左に関係なく右に向ける。
さらに僕としてはおススメのエレガントに見えるマナーがあります。それはスプーンの使い方です。
基本的にミルクや砂糖を入れる、またはコーヒーを冷ます時に使用するスプーンですが、その際にカップの底に触れないように扱うのがベストです。
これはカップを傷付けないための配慮です。ちなみに当店ではそのような事はお客さんに求めたくないので木製のスプーンにしています。
ですから、スプーンを底に触れずに使っている方を見かけると「所作が美しいな」とつい見とれてしまいます。
最後にミルクと砂糖の本来の使い方を書きます。
ミルクは酸味が強いと感じる時に入れ、砂糖は強い苦みを感じる時に使用します。
ただ僕はとやかく言うのは好きではなく、各々美味しいと思うコーヒーを楽しんで頂きたいです。
あまり書くことがないので少々雑学を。
スペシャルティコーヒーはスぺシャルティコーヒー協会がアメリカで発足したため、発音がイギリス英語のスペシャリティではなく、スぺシャルティといいます。
そして、英語ネタをもう一つ。
現在では一般的にお持ち帰りをtake outといいますが、これもアメリカ英語で、イギリス英語ではtake awayです。現地に行ったらぜひ使い分けてみましょう。
以上です。
とうとうローソンのパナマのゲイシャ種を飲みました。
1日20杯限定で提供されています。
当店でゲイシャ種で世界一の農園となったパナマ・エスメラルダ農園を毎年お買い上げ頂いているお客さん方からも「飲んだよ」と聞いていました。
価格は400円。コンビニコーヒーとしては高いけれど、これが品質の高いゲイシャ種ならば超格安。
ゲイシャ種は非常に希少かつ高価で、エスメラルダ農園が伝説をつくって以来世界各国で生産されるようになりました。
当店も扱って昨年末で4年となりましたが、毎年お買い上げ頂いたお客さんの予約だけで限定量がほとんど売り切れる状態となっています。
価格は100g1500円を越える高価な豆ですが、一度飲んで頂くとそのフルーティーさに虜になる豆です。
実は僕も1kgは自分用に買っています。
なのでパナマのゲイシャ種というだけで、とてもワクワクしていました。
早速飲んでみました。
正直400円なら妥当。といった品質です。
最高のゲイシャ種のピーチのような香り高さは感じられません。
それは豆の品質、焙煎、鮮度管理、抽出方法が揃わないと出せるものではないので、コンビニで提供しようとチャレンジしている精神が一番評価出来るポイントです。
こういった「品種名」で販売するというコーヒーの新しいブランディングに多大な貢献をしていると思います。
当店でもコーヒー教室、品評会入賞豆、パナマ・エスメラルダゲイシャ種の提供を通してスペシャルティコーヒーのブランディングをしていますが、当店のような規模では波及効果は小さいものです。
ですから、こういう企画自体が嬉しいです。
あまりにも嬉しすぎたので店員さんにコーヒー業界従事者ですと伝え「農園指定ですか?」「地域は?」とあまりにも不躾な質問をしてしまいました。すみませんでした。
店員さんは「すみません、分かりません」「勉強しておきます」と大人な対応をしてくださいました。
パナマ・ゲイシャ種。皆さんもお試しください。
今日は定休日ですが、7月18日にオープンのあかがねミュージアムに併設されるカフェの技術指導に伺わせて頂きました。
新しい施設なのでとても気持ちが良いです。
内容は大まかに通常のドリップ、アイスコーヒー、カフェオレベースなどさせて頂きました。
何もかも新品で、ドリッパーやサーバー、ミルなど一番最初に使用させて頂きました。
上の画像の場所がスタッフさんが実際にコーヒー抽出をされるカウンターです。
この画像はカフェのサブマネージャーを務められている藤本さんに僕のスマホで撮って頂いたのですが、とんだハプニングでスマホに保存しているエッチな画像が出てしまいました。
エロいのがばれちゃいました(笑)
話は反れましたが、スタッフさんの皆さんが未経験で、最初は凄く大変だと思います。
僕も何とか今年で8年目とキャリアを積んできましたが、僕自身も全くの未経験で始めたので気持ちが分かります。
技術的な事はある程度独学で身につけていたのですが、飲食業の接客はした経験が無かったので実際にお客さんに振る舞う時はビビっていました。
また、焙煎技術も確立されておらず「すぐ店を潰してしまう」と不安が襲い体重も激減しました(今はちゃんとぽっちゃりボディをキープしていますけど)。
ですから開店してからの2ヶ月間は休みをとらず午前中は焙煎し、午後からは営業に回りました。
今でこそ生活出来るようになり、お陰さまで売上も8年連続で右肩上がりとなりました。
僕もまだまだ若輩者で同志です。
不安も多いと思います。ただ、いつも諦めずtrial and error を繰り返し前進していただきたいと思います。
分からない事があれば、微力ではありますが力になりたいと思っておりますので、お互いに頑張りましょう。