とうとうローソンのパナマのゲイシャ種を飲みました。
1日20杯限定で提供されています。
当店でゲイシャ種で世界一の農園となったパナマ・エスメラルダ農園を毎年お買い上げ頂いているお客さん方からも「飲んだよ」と聞いていました。
価格は400円。コンビニコーヒーとしては高いけれど、これが品質の高いゲイシャ種ならば超格安。
ゲイシャ種は非常に希少かつ高価で、エスメラルダ農園が伝説をつくって以来世界各国で生産されるようになりました。
当店も扱って昨年末で4年となりましたが、毎年お買い上げ頂いたお客さんの予約だけで限定量がほとんど売り切れる状態となっています。
価格は100g1500円を越える高価な豆ですが、一度飲んで頂くとそのフルーティーさに虜になる豆です。
実は僕も1kgは自分用に買っています。
なのでパナマのゲイシャ種というだけで、とてもワクワクしていました。
早速飲んでみました。
正直400円なら妥当。といった品質です。
最高のゲイシャ種のピーチのような香り高さは感じられません。
それは豆の品質、焙煎、鮮度管理、抽出方法が揃わないと出せるものではないので、コンビニで提供しようとチャレンジしている精神が一番評価出来るポイントです。
こういった「品種名」で販売するというコーヒーの新しいブランディングに多大な貢献をしていると思います。
当店でもコーヒー教室、品評会入賞豆、パナマ・エスメラルダゲイシャ種の提供を通してスペシャルティコーヒーのブランディングをしていますが、当店のような規模では波及効果は小さいものです。
ですから、こういう企画自体が嬉しいです。
あまりにも嬉しすぎたので店員さんにコーヒー業界従事者ですと伝え「農園指定ですか?」「地域は?」とあまりにも不躾な質問をしてしまいました。すみませんでした。
店員さんは「すみません、分かりません」「勉強しておきます」と大人な対応をしてくださいました。
パナマ・ゲイシャ種。皆さんもお試しください。