スペシャルティコーヒーの存在に出会って10年以上になりましたが、まだまだ成熟していくものだと感じています。
品評会入賞で伝説となったエスメラルダ農園やインフェルト農園のようなブランド農園の出現、新しい品種との出会い、精選方法の拡充、スペシャルティを流行らせたスタバの存在、そのスタバの提供スタイルをがらりと変えて1杯立てでスペシャルティコーヒーを提供するサードウェーブコーヒーの出現など。
自家焙煎店を始めるきっかけとなったスペシャルティコーヒー。僕が出会った当時はまだまだ未成熟な世界でスペシャルティコーヒーに携わっていけば新しいコーヒーの世界がみられるかもしれないと思ったものでした。
実際にまだまだ未成熟で新しい技術や品種が出るたびにワクワクしています。
お客さんと職業の話をしていると「この仕事に就いて良かった」といえる人が少ないことに気づかされます。
僕自身はお店を始めて8年経ちましたが、まだ見ぬ世界の面白さにワクワクしています。
改めてスペシャルティコーヒーって面白いなと思います。