高校入試合格発表

今日は県立高校入試の合格発表でした。

早速お客さんのお子さんが合格したとのことで一緒に報告に来店していただきました。

僕の高校入試の合格発表の日は忘れもしません。

1995年3月20日。母の誕生日。

そして、僕は病院のベッドの上にいました。

実は僕は高校入試の2週間前に左腕を骨折し病院に入院していました。

骨折したので左腕で答案用紙を押さえられず、特別に一人で保健室を利用させてもらい答案用紙は書道の文鎮で押さえて受験をしました。

試験後、合格発表の日も病院暮らしで当日朝8時に起きてテレビを点けると衝撃的な映像が各放送局から流れていました。

”地下鉄サリン事件”その当日まだそのような事件名は付いておらず、何が起こったのか情報が錯綜していました。

それでも、合格発表に向かうべく病院を出て学校に向かったのでした。

3月20日の合格発表の日は「地下鉄サリン事件」、「母の誕生日」、「骨折で病院生活」と重なっていたので、20年経った今でも忘れられない日です。

やっぱり最高!

僕が一番好きで通っている「佐々木」さんで昼ご飯を頂きました。





料理のおいしさは当然のことながら、大将、女将さんの人柄の良さにいつも癒されています。

女将さんは元コーヒー業界におられた方なので、今日も焙煎機の話から、今話題のブルーボトルコーヒーの話をしました。

僕はコーヒー好きが高じてコーヒー屋になったので、コーヒーの話をすることが大好きです。ただ、やはり一般の方に話すには伝わりづらいことも多いので女将さんのような元コーヒー業界の方だと何でも話をする事が出来るので本当に貴重な存在です。

当店の豆もいつも購入して頂いていて、意見を聞かせて頂けるのでありがたいです。

今日もおいしい料理に楽しいお話で最高の時間でした。

ブルーボトルコーヒー

今朝オープン当初から常連のYさんが来店してくれて「昨日東京に出張だったので、ブルーボトルコーヒーに行ってきました」とお土産を頂きました。

僕が現在大注目しているブルーボトルコーヒーの豆を頂いたのです。

ブルーボトルといえばサードウェーブコーヒーの第一人者で、高品質な豆(スペシャルティ)を使用し、一杯立てでお客さんに提供するスタイルをとっているアメリカを本国とするコーヒーチェーン店なのです。

ブルーボトルがなぜ注目されているかというと、”非効率的”なビジネスモデルで成長している企業だからです。

これまでの大手チェーンでいうと、コーヒーは大量にマシン抽出し、保温し提供、また豆売りに関していうと焙煎された豆はロスを無くすため品質管理はしていません。

でも、ブルーボトルは1杯立てするためスタッフの数も多く人件費が掛かり、焙煎豆に関しては焙煎後48時間以内の物を使用し鮮度管理する。と宣言しています。

今回Yさんから頂いたケニア・ニエリ・ガザイシの豆を見ると、おおよそミディアムローストぐらいで煎られていて、現在のスペシャルティコーヒーのトレンドである浅煎りで、淹れてみるとさわやかなテイストでした。

一度はぜひ行ってみたいお店なので、豆を頂き本当に感謝です。

Yさんいつもありがとうございます!

本日カップ・オブ・エクセレンス入賞ニカラグア・ゴロンドリナス農園発売

本日からカップ・オブ・エクセレンス入賞ニカラグア・ゴロンドリナス農園の発売です。

そして、昨日壊れた焙煎機ですが、朝一番で大阪からメーカーの方が来てくれてリペアして頂き、午後から焙煎が再開できました。

リペア中メーカーの方にメンテナンス方法を聞いてびっくり。

自分が行っていたメンテナンスの方法が違っていて、正しい方法を教わりました。

焙煎機をパートナーとして仕事をしているので、焙煎機のことは知っているつもりでいましたが、それはあくまでも「焙煎作業」を行う者として携っているだけで、視点を変えてみると焙煎機をより良く使うためのメンテナンスに関してはド素人だということが分かりました。

通常焙煎機の故障の場合は壊れたパーツを送ってもらい自分で交換することが多いそうですが、この機会に焙煎機の状態の検査をしてもらいたかったのでメーカーの方を呼ぶことにしました。

少々高くつきますが、とても身になることが聞けて充実しました。

万全の環境に整えることが出来たので、これからも日々美味しいコーヒーが煎れるよう気合を入れていきたいと思います。

明日カップ・オブ・エクセレンス入賞ニカラグア・ゴロンドリナス農園発売ですが・・・

いよいよ明日カップ・オブ・エクセレンス入賞ニカラグア・ゴロンドリナス農園の発売です。

ですが・・・。おそらく午前中はご用意出来ません。

というのも・・・。

我がパートナーの焙煎機が壊れました(激悲)

早速メーカーの方に電話し、細かい症状を伝えたところ「まず○○のビスを外して・・・」「○○のボタンを押して・・・」と電話でやり取りしながら自分で出来るメンテナンスをアドバイスしてもらいながら何処が壊れたのかをピンポイントで調べる作業を行いました。

そうすると排気、吸気のモーターが壊れていました。

でも、その交換にもメーカーが大阪ということもあって、すぐにというわけにもいかず明日の朝一番に対応してもらい、おそらく午後には焙煎再開となります。

8年の間毎日ハードに使用した証拠ですね。これからもこの相方とは共に歩むので頑張ってもらわなければなりません。

早く直ってまた美味しく豆を煎れればと思います。

コンビニコーヒー考察

コンビニコーヒー躍進のおかげでコーヒーの輸入量が過去最高となっています。

先日の臨時のコーヒー教室でも話題になって「どこのが一番美味しいですか?」と質問を頂きました。

コーヒーの専門店を営んでいるものの、セブンイレブン、サークルK、ファミリーマートしか飲んだことがありません。

そのなかであれば「ファミマ」です。

この3社からいうと、豆のランク、品質自体はどこも抜きん出た存在のところはありません。

ただやはり提供されるサービスの方法や幅で差をつけている印象です。

お客さんから大手5社セブンイレブン、ローソン、ファミマ、サークルK、ミニストップの提供方法を聞くと、ミニストップ以外は1杯立て淹れているのです。

まず、先駆者のセブンイレブンが始めたサービスでこれだけでもとても画期的です。

この時点でコーヒーのクオリティが高くなります。やはり淹れたてが美味しいのは当然なのです。

そして、一番売れているのもセブンイレブンです。

ただ批判を恐れずにいいますと「薄い」です。よく「さっぱりしていて飲みやすい」と聞きますが、コーヒーの専門店で提供している平均的な濃度でいえばかなり薄い印象です。

これも好みの問題でセブンイレブンも丹念にリサーチして濃度は決定していると思うので、一般のユーザーの方はこれぐらいの飲み口が合うのだと参考にさせて頂きます。

しかし、コンビニコーヒーの価格であのクオリティは素晴らしいです。

もっと色々なコンビニのコーヒーを飲んでみようと思います。

皆さんはどちらのコーヒーがお好きですか?

明日は急激な冷え込み

新居浜の明日は気温が5℃になるといいます。

確かに現在の寒さを考えると相当に冷えそうですね。

少し暖かくなったかと思うと、冷え込みが戻ってくるので皆さんも風邪には気を付けましょうね。

臨時コーヒー教室無事終了しました

本日の午前中は常連さんから依頼を頂きコーヒー教室を行いました。

講義内容は定番のハンドドリップでした。そして、好評を頂いている飲み比べを行いました。

飲み比べは陶器製ドリッパーとプラスティック製ドリッパーの味の違いと、もう一つは大手チェーンのブレンドと当店の巧みブレンドの飲み比べです。

大手チェーンと当店のブレンド飲み比べは今まで数百人以上参加して頂き、銘柄を伏せて提供し、当店のブレンドの方が9割以上美味しいと言って頂いているので自信を持っている飲み比べです。

というのも大手の物を批判するわけではなく、当店では大手の扱っているランクの豆とは違うスペシャルティ専門で、さらには鮮度の品質管理を徹底しているので、品質の高さでいえば勝って当たり前なのです。

ただ、やはり口に入れるものは好みがあるもので、本日参加して頂いた8人の方の半数は大手のブレンドを美味しいと選ばれました。

こういう生の声を聞けるというのは本当に貴重です。100%の人に美味しいと言ってもらうというのは絶対に無理ですが、やっている以上は100%を目指しています。

お店を運営していると、当店に来ていただいているお客さんには当店の味を気に入って下さって来ていただいているので「美味しい」とありがたい言葉を頂くことが多くなります。

その反対に当店に来ていただいているお客さんからは「美味しくない」という批判の言葉は頂く機会はほとんどありません。

そうなると勘違いして慢心してしまうのです。

これほど危険なことはありません。

いつもコーヒー教室をしていると緊張感があり、お客さんの生の声に触れることで、ハッとさせられることが多く初心に帰ることが出来ます。

本日のコーヒー教室の機会を頂いたUさん、参加頂いた皆さん本当にありがとうございました。