コーヒー文化の成熟

はっきり言ってコーヒーの文化は未成熟です。

10世紀初頭から焙煎豆ではありませんでしたが飲用され、13世紀には現在と同じ焙煎された豆でコーヒーは愛されてきました。

とても歴史のあるコーヒーですが文化レベルでいうとワインには勝てないですし、日本でいえばお米の文化には程遠いです。

例えばまだ多くの方が「ブレンドの方がおいしいでしょ」と問い合わせ頂きます。

よく頂く問い合わせなのでコーヒー教室では「例えば美味しいお米の代表南魚沼産のコシヒカリを他のお米とブレンドして食べたいですか?」と聞くと100%の方が「そんな品質の高いお米と混ぜるなんて勿体ない」と答えます。

コーヒーも同じです。まず品質の良い豆なら混ぜなくても美味しいのです。

ただこれもコーヒー業界全体の責任ですが、事実混ぜなくてはいけない品質の低い豆が多く出回っているのです。

その品質の高い豆と低い豆のランク分けがようやく2000年以降整備されてきたのです。

ですからコーヒーの文化レベルはまだまだ低いのです。

2015年もコツコツとコーヒーの魅力を伝えていきたいと思います。

そんな魅力をお伝えする2015年度1発目のコーヒー教室が4月5日(日)に決まりました。

詳細は後日書きたいと思います。

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