連日甲子園を見て、胸を躍らされています。
球児の活躍はネットのニュースでも取り上げられ、今日も興味深い記事がありました。
「健大高崎は“暗黙のルール” を破ったのか」という記事です。
昨日の健大高崎対利府戦で健大高崎が、11盗塁で足を絡めた戦術で10−0と利府を下しました。
これの何が暗黙のルールを破ったというと、プロ野球では当たり前になっていることですが、大差のついたゲームでは盗塁はしてはいけないということです。
正直この記事を見て「何でこんなレベルのことが取り上げられるのだろうと」思ってしまいました。
ルール上何も問題はなく、また技術レベルの確立されていない高校野球では大逆転劇など当たり前に起こりうるものです。
今回も石川県決勝で星陵高校が9回裏で8点差を返して、甲子園への出場を決めました。
まして、プロのように負けても次の日も試合があるようなものではないです。
過去にも去年カット打法を禁止されて結果が残せなくなった花巻東の選手や、隠し玉で「高校生らしくない」と揶揄され、また、松井選手の5打席連続敬遠なども同じでしたね。僕にはあまり理解できない批判のされ方です。
野球は何故か暗黙のルールが多いものですね。これが良いのか悪いのかは分かりませんが、他のスポーツにはあまりないように感じます。
実際に我ら新居浜東ラグビー部は僕の3つ上の先輩のチームは全国優勝を狙っていた新田高校に140点以上の大差で負け、愛媛県ラグビーワースト記録を持っています。
やっぱり高校球児の大差が空いたから盗塁しないと手を抜いたプレーよりも、全力でプレーをしている姿の方が美しいと思うのですが・・・。