一期一会

皆さんに支えられて当店も7年目を迎えようとしています。

7年間お店を営んでいると色々なお客さんと出会い、お付き合いをさせて頂き関わりも深くなっていきました。

そして、お付き合いが長くなるとお客さんの環境も変わっていくことがあります。

転居される方、結婚された方、転職・・・。

時には悲しい報告も聞きますが、良い報告も聞くこともあってその時は本当に嬉しく思います。

そして、今日も2件お客さんから良い報告を聞くことが出来ました。

1つは僕の高校時代の同級生の女性が病気から復帰して来店してくれたことです。

たまたまお客さんとして来てくれて、コーヒー教室も参加してくれて高校時代にはゆっくり話すことがなかったですが、それ以来色々な話をさせてもらっています。

同級生なので、お母さんになって家庭を構えていたりを見ていると独身者の僕としては自分の年齢というものを再確認させてもらえます。また、病気というつらい現実もこの年齢から考えなくてはいけない悩みなので、同級生として共有出来たらと思います。

復帰出来て本当に良かったです。

そして、2つ目は1年前ぐらいから通ってくれている高校生のH君が意中の大学に合格したと報告をもらいました。

当店は地元の西高の近くで、また西高生が多く通っている塾がすぐ近くにあるためかわずかながら西高生の子たちが利用してくれることがあるのです。

当店は嗜好品?のため高校生が来店することが少ないので、いたずら心のある僕はどうしても嬉しくなって質問責めをしてしまうのです。

「部活入ってるの?」「彼女は?」とか要らない質問を並べてしまうのです。

恐らく高校生の子たちからは「変なオッチャンだな」なんて思われているのでしょうが、一般的に34歳という年齢になって高校生の子たちと交流があるというのは珍しいことなので、それだけで嬉しいのです。

その彼らが通ってくれていると受験生となり、大学のレベルでは彼らに到底及びませんが僕自身の受験の経験を話していると、「僕は○○大学を狙っていて、今は偏差値は○○です」と打ち明けてくれのです。

そして、受験の詳しい日取りなども教えてくれて、「結果が出たら報告します」と言ってくれるのです。

試験の日も聞いていたので「H君うまくいったかな?」なんて思っていたら、先日「お世話になっていますHの母です」とお母さんが来店してくださり「今○○大学に行っています」と挨拶に来てくださったのです。

そして、今日H君が来店してくれて「良い報告が出来るようになったので来ました」と顔を出してくれたのです。

お店で朝方から来て夕方までみっちり勉強していたことも見ていたので(僕はその間、横槍を入れて邪魔していましたが)、H君の努力が実ったことが本当に嬉しく思います。

H君も今日は受験勉強から解放されたのでゆっくりと話して、僕からは1つだけアドバイスをさせてもらいました。

H君は工学部なので「工学部はただでさえ女性が少なくレポートばかりで時間もないから彼女は出来にくいよ。だから文系のコンパのセッティングが得意な子を捕まえておくと良いよ」と実に役に立つのか立たないのか分からないアドバイスをさせてもらいました。

本当に嬉しい1日となりました。人との出会いに感謝です。

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