レギュラーソリュブルコーヒー？まだまだ耳馴染みのない言葉だと思います。
実際に先日行ったコーヒー教室で参加者の方に聞いてみると、一人も知っている方はいなかったです。
以前ブログでは書きましたが、簡単にいうとインスタントコーヒーの呼称です。
ネスレ日本が「インスタントコーヒー」という呼称をやめ、このレギュラーソリュブルコーヒーとしたのです。
この耳慣れないソリュブルとは溶けるを意味し、形態、使用方法はこれまでの「インスタント」と同じです。
とても興味を惹かれたのでネスレのサイトを見て詳細を呼んでいると今までの製法とは違い、細かく砕いた挽き豆を抽出液の中に混ぜ合わせ、コーヒーパウダーの中に包み込むという「挽き豆包み製法」を採用したそうです。
正直な話プロとして話をするとインスタントなので香りの面では大した変化は見込めないだろうと。そして、僕のイメージではカフェプレスで淹れた口触りになるだろうと思っていました。
そこで、試してみました。
口触りもプレスのようなトロッとした感じで、大体想像通りではありましたが、驚いたのはその口触りの良さでした。
通常プレスで淹れたコーヒー液はペーパーやネルのような濾過能力があるわけでは無く、極粗い金属製のフィルターで漉すため粉のザラつきが気になります。
でもこのレギュラーソリュブルコーヒーはトロッとした特徴はあるものの、ザラつきが全くといっていいほどありませんでした。
とても手間が掛かっていることが分かります。
しかし、大手の新しい製法を開発する能力の高さには感服します。
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