突然ですが、質問です。
世界1位のコーヒーの生産量を誇る国は?ブラジルですが・・・。
では2位の国はどこでしょう?
コロンビア?インドネシア?
どちらでもなく、実は・・・。
べトナムです。
以外ですか?でも、コーヒーが好きな方なら飲んだ事があると思います。
そんなことはない!なんて方もいると思いますが事実インスタントコーヒーを飲んだ事がある方ならおそらくベトナムコーヒーは飲んでいることでしょう。
というのもベトナムコーヒーは当店では扱うことの無い低品質、低価格のロブスタ種という原種の豆ばかり生産している国なのです。
その主な利用方法がインスタントコーヒーというわけです。ですから低価格のインスタントコーヒーのラベルを見てもらうとわかりますが、使用している豆の原産国を見ると「ベトナム」を見かけると思います。
今回このブログの記事を書こうと思ったきっかけが今日電話でお問い合わせを頂き
「ベトナムのコーヒーはありますか?」と聞かれ、
僕は「申し訳ありませんが、ございません」と答えました。
すると「新居浜でベトナムコーヒーを扱っているお店はありますか?」と聞かれたので、
僕は「おそらく扱っているお店はないと思いますよ」と答え電話を置きました。
電話を頂いた方にはお伝えする情報が少なかったのですが、自家焙煎店でロブスタ種をそのまま店頭に並べている所はほとんどないと思います。
いろいろなお店を訪れた僕の経験上、扱っていたとしてもアイス用のブレンドに少し入れたりといった程度ではないでしょうか。
電話を頂いた方はベトナムコーヒーをおそらく現地で飲んだのか、もしくはお土産で頂いて飲んだのでしょう。
それでベトナムコーヒーを気に入ってお問い合わせしてくださったと思うのです。
ただ失礼な言い方かもしれませんが自家焙煎店でベトナムのロブスタを並べるお店が少ないのは、正直な話「普通に出せる品質ではないから」です。
価格だけをみると当店で扱うスペシャルティランクの4分の1程度の価格なので、お客さんに提供するとしたら皆さんが喜ぶ価格で提供出来る豆です。
お客さんにとっても、お店にとっても魅力的な価格なのですが、扱うお店が少ない。
その現実をみてもらうと、いわずもがなといった感じです。
ただ僕はここでロブスタ種を批判しているわけではありません。
僕は「美味しいコーヒーを教えてください」と聞かれる事がありますが、お客さんには「好みがありますから」と答えています。
お客さん自信がおいしいと思ったコーヒーが1番美味しいコーヒーだと思っています。
ただし、僕もプロとして600種類以上の豆をテースティングしてきているので品質を見る目はあるので、その中から好みを聞いてオススメさせていただくことは出来ます。
それなので、品質をお伝えするためにもコーヒー教室を行って、その中で飲み比べで実際に感じてもらっています。
ですから、ロブスタ種と当店の豆を飲み比べてもらったこともあります。
長々と書きましたが皆さんもいろいろな豆を試してみて、好みの味を見つけて頂きたいです。
twitterはじめました
ぜひフォローしてください。新豆、限定豆、焙煎、質問などコーヒーに関する情報を配信しています。
↓
↓
Twitterブログパーツ