コーヒーかすの雑学

コーヒーを淹れると当然残るのがコーヒーかすです。

コーヒーかすにはいろいろな利用方法があります。

乾燥させて下駄箱や灰皿の消臭剤、殺虫剤、猫の忌避剤、フライパン磨き、染料、土の堆肥など。

ちょっと番外編ですが靴好きの方はご存知の手法、靴を磨く際に利用すると独特の風合いになります。

本当にいろいろ利用方法が考えられています。

当店のお客さんに農薬の研究者の方がいます。その方にコーヒーかすの堆肥としての利用価値を聞いたことがあるのですが、「植物に必要なカリウムが少々含まれているものの、利用価値としては低い」といわれていました。

そこで僕は「ではなぜそのような利用方法が出回っているんですか?」

すると研究者さん「産業廃棄物としての量が半端じゃないからですよ」と教えてくれました。

なるほど、確かに僕のお店では豆の販売が主体で喫茶が少ないためコーヒーかすが少ないけれど1日だけでも数キロは出ます。それを考えると大手缶コーヒーメーカーの工場では想像を絶する量になるでしょう。

実はコーヒーは成人に限っていえば、お茶よりも消費されています。

そのコーヒーかすの産廃量をいかに減らすかの研究が日々されているそうです。

そして、さらにその研究者の方に「今コーヒーかすでバイオ固形燃料化の研究が進んでいますよ」と教えてもらいました。

コーヒーかすはどこまで利用できるのでしょう・・・。日進月歩利用価値が上がると良いですね。

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