今年のモカの品質

先日よりモカイルガチェフが新豆に切り替わりました。

今年の出来は少々香りが弱いです。イルガチェフは数あるエチオピアモカのなかでも最上級の物で香りも秀逸です。

ただ酸味など全体的な出来は例年に劣らないものだと思います。

コーヒーの豆を扱っていてワクワクすることは毎年新豆が届いたときに品質をみるときです。

やはり農作物なので毎年品質が違います。

これまでイルガチェフは7年間品質をみてきましたが、その年によって出来はさまざまです。香りが強く残る年もあれば残らない年もあります。

ですから毎年のように世界一高値をつけるパナマの品評会でもその年によって値段が天と地ほど違います。

この一期一会の出会いがとてもワクワクするのです。

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最適な焙煎度

10月に発売が決定したインフェルト農園のパカマラ種とカップオブエクセレンス入賞のブラジル・シッチォべラビスタですが、発売日が決定したら次に焙煎度を決めなくてはなりません。

新しい豆を仕入れるときに大切な作業は、まずテースティングをしてある程度品質を確かめる、そしてそれからその豆にとって最も香味が引き出せる焙煎度を探っていかなければなりません。

じつはインフェルト農園のパカマラ種はこれまで店頭で販売したことはないのですが、去年試しで購入していろいろと焙煎度を試してみました。

なのである程度は焙煎度をどれぐらいにするのか決まっています。

あとブラジル・シッチォベラビスタは焙煎してみて中煎り程度で仕上げ、グリーンアップルのような爽やかな酸味を残す焙煎をしようと思っています。

楽しみにしてください。

ちなみに晩御飯後白石菓子舗さんの抹茶ロールケーキと共にブラジルシッチォベラビスタを頂きました。最高です。

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ぼんやりとしていた事

この間ふと街中の看板を見ていて「なんだろう?」と思ったことがありました。

それは「ソフトドリンクって何?」と思ったのです。

喫茶をしていて、しかも当店のメニューにも載せていて情けない話ですが、しっかりとした答えは知らないなぁと思ったのです。

そして、調べました。

Wikipediaによると、アルコールを含まないあるいは微量(1%未満)のアルコールを含む飲料である。

日本では法的な定義はないが、アルコールを含む飲料をハードドリンクと呼ぶことから、それに対してアルコールを含まない飲料全てを意味する。ソフトドリンクには法定義上の清涼飲料水に加え、乳飲料も含まれる。

だそうです。

ということはコーヒーもソフトドリンクなんですね。初めて知りました。

そして実はコーヒーを使った飲料の表記もしっかり定義されています。

コーヒー:5%以上生豆を使用していること

コーヒー飲料:2.5%以上5%未満生豆を使用していること

コーヒー入り清涼飲料:2.5未満の使用

乳飲料:乳固形分3%以上使用(カフェオレ、カフェラテ、コーヒー牛乳など)

「コーヒー牛乳などコーヒーでは無い!」なんて堅物みたいなことを言うわけではありませんが、法上の定義ではコーヒー牛乳はコーヒーではないのです。

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予約いただいています


グアテマラ・インフェルト農園のパカマラ種オークションロット。


カップオブエクセレンス入賞のブラジルシッチォベラビスタの2銘柄ですが、早速予約いただいております。

どちらとも1kgほど予約頂きました。

今までの品評会入賞ロットの傾向を見るとおそらくグアテマラ・エルインフェルト農園は即完売となりそうです。

お早めに予約ください。

問い合わせ0897-36-3091まで

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最高においしい

先日頂いた山形県尾花沢産「さわのはな」を早速炊いて頂きました。

画像をみても分かるように艶も良く綺麗です。

そして、一口。

香りがとても良く、口触りはふっくらし柔らかく甘味も強いお米でした。

色々と試したなかでもとてもおいしいお米だと思います。

山形県尾花沢産「さわのはな」。気に入りました。

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なぜ好き嫌いは出来るの?

小さいお子さんを持つお母様方がお客さんとして来られた時、話を聞かせていただくと耳にするのが「お子さんの好き嫌い」についてです。

だいたいどのお子さんも野菜が嫌い、魚嫌いと個々に嫌いな食べ物を持っています。

でもあれってなぜ発生するのでしょうか?父親母親に教えられたわけでもないのに。

僕は小さい頃、魚が全般的に食べられなかったです。でも今では魚は食べたくて仕方がないぐらい好きな食べ物です。

そこで調べてみました。

幼少期は味覚が未発達であるため本能的に危ないと感じる苦味と酸味を嫌う傾向があるといいます。だからピーマン、トマトといった子供の嫌いな物の代表格になるんですね。

またある食べ物を食べた時に体の調子が悪く、吐き気がしたなどの味覚嫌悪学習が原因だといいます。

そして最も大きな原因は遺伝子レベルの嗜好性の違いだといいます。

英国のキングズ・カレッジ・ロンドンの研究者チームの研究によると、「野菜や果物の多い食事」、「アルコールを多く摂る食事」、「低脂肪の食事」、「肉の消費が少ない食事」、そして肉やジャガイモ、揚げ魚やパイを中心とした「伝統的な英国の食事」の5つのカテゴリーに分け分析した結果、
個人がある特定の種類の食べ物を好んだり嫌ったりする原因は遺伝子によるものが41〜48%を占めたといいます。

同調査ではさらに、好き嫌いを判断する上で遺伝子が最も大きな影響を及ぼす食べ物はニンニクとコーヒーであることも判明したのだそうです。

勝手な憶測でいいますが、コーヒーは成人に限っていえば緑茶よりも消費されている飲み物です。それを考えたらコーヒーは遺伝子レベルで苦手という人は少ないのでしょう。

まあ何でもおいしく食べられるというのは幸せなことですね。

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幻の米いただきました

お客さんから幻のお米「さわのはな」を頂きました。「何が幻?」と思ったので調べてみました。

「さわのはな」は50年前ササニシキと同じ頃、山形県尾花沢に誕生しその抜群の食味から最盛期には、山形県の水稲作付け面積の約2割を占めるまでになりましたが、機械化に向かない品種であること、収量が上がらないことなどから作付け面積が減少し、今では一部の熱心な農家の飯米(自家用米)や酒米として作付けされるだけとなりました。(ネットより抜粋)

僕は毎年新米が出だした頃に全国からお米を取り寄せています。

最近は九州地方中心に作られている新品種「森のくまさん」「にこまる」は要チェックです。

実際にこまるは取り寄せてみましたが、香りもよく甘味もすごく良いお米でした。

山形県尾花沢産「さわのはな」。とても楽しみです。

早く精米して炊きたいです。

くださったお客さん、本当にありがとうございました。

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