情けない(悲)

今日は怒涛のコーヒー教室weekの初日でした。

お呼ばれして「ドリップ講座」をさせて頂いたのですが、最近教室ではいろいろな飲み比べをさせて頂いています。

ドリッパーによるのみ比べ、大手チェーンのブレンドと当店のブレンドの飲み比べ、同じ豆でも鮮度の違う豆の飲み比べ等々・・・。

自分でいうのもなんですが、この飲み比べがとても好評です。

飲み比べる場合基本的に行っているのが、どちらも情報を伏せて先入観無く飲み比べてもらっています。

そして今日の目玉は「相場100g¥1500のブルーマウンテンと当店自慢のスペシャルティコーヒーブラジルモンテアレグレ農園100g¥500(ボリュームディスカウント適用なしの価格)」の飲み比べです。

僕はブルーマウンテン否定派なので100g¥500の豆が100g¥1500の豆に勝てるのか?ブラインドで飲んで頂いたらスペシャルティランクのブラジルの方がおいしいという方が多いだろうと確信を持って挑んだのです。

そこで僕は熱弁させてもらい「ブルーマウンテンは日本に90%以上輸入されていて世界で認められていない」「品質は良いが¥1500で購入する価値ではない」など長い時間懇々と説明しました。

そしていざ飲み比べに移り何も銘柄は告げず1杯目に選んだのがブルーマウンテン。

無事淹れ終わり皆さんに飲んでもらって、2杯目ブラジルを淹れようとしたその時・・・。

僕「次淹れるブラジルは・・・。あァァァ!」

皆さん「ああ!言ってしまったじゃないですか!」

僕「せっかくここまで来てすみません(涙)」

もう最悪です。自ら企画潰しをしてしまいました。

本当に情けない限りです。自分の情けなさをここまで悔やんだ事はありません。

なんとかドリップの講義自体は上々でした。

あと講義の中でいろいろな質問いただくのですが「精選方法のスマトラ式はどういう流れですか?」といただいたのですが細かい順序をど忘れしてしまいせっかくの良い質問に答えられませんでした。

申し訳ありませんでした。

ブログを見ていただけることを願いつつここで説明させて頂きます。

スマトラ式は基本的にパルプドナチュラルの方式です。少し省略して書きます。

パルプドナチュラル
チェリーの果肉除去→そのまま乾燥→脱殻

スマトラ式
チェリーの果肉除去→そのまま乾燥→乾燥を仕上げず水分量を多めに残し脱穀→生豆状態で乾燥の仕上げ

スマトラ式は果肉除去後の乾燥を水分量50%ほど残して脱穀。その後乾燥仕上げ。ここがポイントです。

ちなみにコーヒー業界では「脱穀」と漢字で書きますが読みは「だっかく」です。

明日はミス無く頑張ります。

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明日から怒涛のコーヒー教室week

いよいよ明日から怒涛のコーヒー教室weekが始まります。

明日を皮切りに9、10、12、20日とさせていただきます。

9、10、20日は声をかけていただいて講習させていただきます。

12日は当店主催の「アイスコーヒー教室」です。

スペシャルティコーヒーの魅力を伝えるべく、頑張って行ってきます!

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今日の晩御飯

今日はお店がお休みでしたが、9日、10日、12日、20日のコーヒー教室の資料を作っていました。

そして、作業も一段落して晩御飯を作りました。

晩御飯のメインディッシュはポークジンジャーです。

豚肉にはビタミン、ミネラルが豊富で薬味の生姜やニンニクには体を温める効果があるので夏バテの時季には最適です。

肉が硬くならないようにさっと火を入れて、ブランデーでフランベし、自家製のかえしを使い味付けして仕上げは少量のバターを加えてコクを加えました。

あとは野菜たっぷりの味噌汁、キュウリの酢物、大根の煮付けを作りました。

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何だこれ!?

最近サントリーから発売された「エスプレッソーダ」を試してみました。

大手企業はコーヒー1つとってもあの手この手で面白い商品を提案しているものだと感じます。

飲んでみた感想を少し生意気ではありますが、プロの目線から批評してみたいと思います。

よくも悪くも他店のことを評することはありませんが、大手企業にとって僕みたいな子犬が吠えたところで痛くも痒くもないので語らせてもらいます。

飲んで一口目に感じることは何も違和感なく入ってくるコーヒーの香りです。そして砂糖の甘味。

ただ「エスプレッソーダ」というエスプレッソ感はありません。

普段のむ缶コーヒーのコーヒーです。

そしてコーヒー特有のアフターテイストがとても薄っぺらいです。

これはおそらくソーダの特長である後口のすっと引く感じとコーヒーの特長である後口にしっかり残るコクが喧嘩し相殺してしまっています。

ただ僕も「面白そうだな」「1度飲んでみよう」と思ったように商品を手に取った方は多いのではないでしょうか?

この企画力がとても面白いですね。

いやはや大手の新商品の提案はいつも興味が惹かれます。

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秋に向けて力を蓄える

夏真っ盛りですね。

焙煎をしていると焙煎室が40℃を越え汗がボタボタと落ちていきます。

このように暑い今はホット向けの豆は消費が少ないので、アイス向けのアイスブレンド、深煎りのケニア・イーガーズ農園をアイスコーヒー用として提案させてもらっています。


そして今年の夏は点滴抽出式の水出しコーヒーの道具を提案させてもらっています。

でもやはりコーヒーが本格的においしく感じられるのは少々暑さも和らぐ10月に入ってからです。

その時季に向けて取り扱いを考えている世界の品評会入賞などの限定豆を狙っています。

それまでお楽しみにしてください。

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テースティング

送ってもらったサンプルをテースティングしました。

コロンビア・アンデスコンドルです。

コロンビアコーヒーは良質な豆が少ないので新しい銘柄が入り次第サンプルテースティングする予定です。

早速テースティング評をします。

アンデスコンドルは、発酵行程で伝統的な手法を取り入れていて、通常パルピングしたチェリーに水を加え一定時間を置いた後に水洗いするといった方法を取っていますが、 アンデスコンドルではその水を加えず、パルピング後のチェリーに残る水分のみで発酵行程を行なっています。

要するに良質な豆であればこの精選で豆の持つポテンシャルが最大限に引き出せるものですが、低品質な豆であれば雑味が目立つだけのものとなります。

結果からいいますと、とても高品質なコロンビアコーヒーです。

なかなか出会うことはない位の品質だと思います。

濁りのないカップでクリアテイスト、青リンゴを思わせる酸味、香り。

当店で扱うことも前向きに考えさせられる豆です。

久々に会った良質なコロンビアコーヒーでした。

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お花を摘む=キジを撃つ

仕事柄お店にたくさんの方に来ていただきます。

たくさんのお客さんがいると、いろいろなジャンルの話を聞かせてもらう機会がとても多く、興味を惹かれる話も多いのです。

またお店ではたまたま同じ趣味を持つお客さんが居合わせて、そこからお友達の輪が広がるなんてこともあります。

先日山登りの趣味を持つお客さん同士が居合わせて、お二方に「この方も山が好きなんですよ」と紹介したらすぐ意気投合し、山の話で盛り上がりました。

僕は山登りはしないのですが、山好きのお客さんも多いので多少の知識を教えてもらっているので、ほんの少しですが話が分かります。

でもやはり専門的な話は分からず聞いていると「山の隠語」の話になったのです。

どの業界も隠語というものはありますよね。代表的なのはお寿司屋さんの「あがり」「おあいそ」などは有名すぎて一般の方も使っていますが、お寿司屋さんのみが使っていた言葉です。

そして山の隠語を教えてもらったのですが、皆さん質問です。

「花を摘む」「キジを撃つ」はどういう場面で使う言葉か分かりますか?

この言葉意味は同じなのです。

答えは・・・。

山でトイレに行く。です。

花を摘むは女性専用で、キジを撃つは男性言葉。

何だか日本語の恥じらいが感じられて面白いですね。

自家焙煎店ではあまり隠語というものは聞いたことがありませんが、おそらく自家焙煎のお店でしか使わないであろうという言葉はあります。

なかなか読みにくいと思いますが「爆ぜる」です。

「はぜる」と読みます。一応辞書に載っている言葉ですがあまり使わないと思います。

意味は「はじける」といった感じです。焙煎工程で豆を煎り進めるとパチパチとはじける音がなります。その状態を「爆ぜる」といいのです。

もし一般の方が使うケースがあるとするならば、焚き火をしていて枯れ木がパチパチと鳴った状態のときぐらいのものでしょうか。

しかし、専門用語や業界の隠語ってなんだか魅力的ですね。

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コロンビア・ティピカ発売開始

本日からコロンビア・ティピカを発売開始しました。

リンゴを思わせる酸味と甘味が特長の豆です。

コーヒーの酸味を正しく理解するのに欠かせないのがコロンビアです。

それほどコーヒーの酸味の代表的な豆です。

ぜひお試しを。

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新コロンビア発売

コロンビア サンチュアリオ農園の在庫が無くなり、明日からコロンビア ティピカの発売を開始します。

サンチュアリオ農園を扱う以前扱っていた銘柄です。

コロンビアコーヒーは品質の良い物がなかなかありません。

新しい豆を扱いたいと思い、今回さまざまなコロンビアコーヒーの銘柄を試しましたが、やはり自分の目指す品質の物がなく以前扱っていたティピカに落ち着きました。

このコロンビア・ティピカのティピカとは品種の名前でティピカ種を100%使用していますよ。という豆です。

ティピカ種の100%が凄いの?と思いますよね。

コロンビアは世界3位の生産量を誇る国ですが、生産されている豆の90%がバリエダコロンビア種などの品質を無視した大量生産だけを考えられて生産されている豆ばかりなのです。

その中で拘って生産されている豆がこのティピカ種です。

ティピカ種はコーヒー豆の在来種で香り、甘味、酸味などすべてが秀逸です。

このたび在庫が無くなったサンチュアリオ農園もティピカ種100%でした。

ただ拘って作られているため安定的な供給が難しいのですが・・・。

コロンビア・ティピカ明日より発売です。楽しみにしてください。

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