お花を摘む=キジを撃つ

仕事柄お店にたくさんの方に来ていただきます。

たくさんのお客さんがいると、いろいろなジャンルの話を聞かせてもらう機会がとても多く、興味を惹かれる話も多いのです。

またお店ではたまたま同じ趣味を持つお客さんが居合わせて、そこからお友達の輪が広がるなんてこともあります。

先日山登りの趣味を持つお客さん同士が居合わせて、お二方に「この方も山が好きなんですよ」と紹介したらすぐ意気投合し、山の話で盛り上がりました。

僕は山登りはしないのですが、山好きのお客さんも多いので多少の知識を教えてもらっているので、ほんの少しですが話が分かります。

でもやはり専門的な話は分からず聞いていると「山の隠語」の話になったのです。

どの業界も隠語というものはありますよね。代表的なのはお寿司屋さんの「あがり」「おあいそ」などは有名すぎて一般の方も使っていますが、お寿司屋さんのみが使っていた言葉です。

そして山の隠語を教えてもらったのですが、皆さん質問です。

「花を摘む」「キジを撃つ」はどういう場面で使う言葉か分かりますか?

この言葉意味は同じなのです。

答えは・・・。

山でトイレに行く。です。

花を摘むは女性専用で、キジを撃つは男性言葉。

何だか日本語の恥じらいが感じられて面白いですね。

自家焙煎店ではあまり隠語というものは聞いたことがありませんが、おそらく自家焙煎のお店でしか使わないであろうという言葉はあります。

なかなか読みにくいと思いますが「爆ぜる」です。

「はぜる」と読みます。一応辞書に載っている言葉ですがあまり使わないと思います。

意味は「はじける」といった感じです。焙煎工程で豆を煎り進めるとパチパチとはじける音がなります。その状態を「爆ぜる」といいのです。

もし一般の方が使うケースがあるとするならば、焚き火をしていて枯れ木がパチパチと鳴った状態のときぐらいのものでしょうか。

しかし、専門用語や業界の隠語ってなんだか魅力的ですね。

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