そもそもこの質問は必要?を考えてみました

大手ハンバーガーチェーンでコーヒーを注文すると「ブラックですか?」と聞かれます。

僕もこのお店のコーヒーは頂く機会があり「ブラックで。」と普通に答えますが、この質問に関して違和感を抱く方もいるのですね。

これはブラック派の人の意見に立った質問でミルクと砂糖を入れる方には嫌悪感のある質問だそうです。

珈琲専門店では頑固なマスターがいて「ミルクと砂糖を入れるなんてゆるさない」なんてお店もありますが、当店は常連さん以外はミルクも砂糖も出していますし、ミルクを入れても砂糖を入れてもお客さんの好きなように飲んで頂くのが一番だと考えています。

でもそもそもなぜこの質問はするのでしょう?

ここからは僕の勝手な見解です。最も考えられるのはコストダウンではないでしょうか。

この大手チェーンは日本に3,300店舗あり、コーヒーの出荷数が3億3000万杯だといいます。

仮に半分の1億6500万杯のオーダーがミルクと砂糖が必要なオーダーだとしましょう。

ミルクと砂糖の原価を仮に¥10としてみたら・・・。

165,000,000杯 × 10円 = 16億5000万円

16億5000万円!

ですからこのようなオーダーの取り方をするのではないでしょうか?

しかし店側の論理に付き合いたくはないですし、かといって消費者としてブラック派で不必要なミルクと砂糖を頂いてそのままゴミ箱なんて勿体無いことをしては駄目ですよね!?

この場合「ブラックですか?」よりも「砂糖とミルクお付けしましょうか?」の方がベターなのかもしれませんね。

接客は難しいということを再認識させられるお客さんから頂いた事案です。

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