コーヒーに含まれるカフェインのイメージは劇薬であると想像される方も多いと思います。
でも本当にそうでしょうか?
まずカフェインは強心剤・頭痛薬・中枢神経亢進剤などとしての目的で、1回につき0.2mg程度の量で投与される事があります。
ですが過剰摂取による副作用があり、投与量1g程度から嘔吐・動悸に始まり、致死量とされる10gに近くなってくると痙攣や不整脈、瞳孔拡大などが現れてくるそうです。
でもこの「10g」という量、杯数にするといくらでしょう?
カップ一杯のカフェイン含有量は100mg。ということは100杯!1杯150ccとして実に15リットル。
まず飲めません。仮に100杯飲んだとしても、時間の経過を考えると絶対に致死量を摂取する事は無理なのです。
それはカフェインの代謝です。カフェインは体の中で認識されると解毒し始めます。特に喫煙者の場合は解毒過程が活性化しているため、3時間もすればカフェインは分解されていきます。
コーヒーを飲みすぎて死んだ!なんて聞いたこともないのが当然ですね。
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