昨日、8日から発売開始をし大好評にて完売したラスティーズハワイアン農園の焙煎について書きます。
いつも新しい豆を扱うとき、考えなければいけないのが「その豆に適した焙煎」です。
コーヒー豆はそれぞれ、形、大きさ、水分量、品種、精選で煎り方が違います。
ですから常に新しい豆を扱うことは、とても緊張感があり、焙煎技術を高めることに繋がります。
特に品評会入賞系の豆は煎り上げ方に神経を注がなければなりません。
例えば1月に販売したベスト・オブ・パナマのエスプレンドローサ農園は異常なまでに精製度が高く、煎り上げのベストポイントが極端に短かったです。
そのため10秒の誤差で香味がブレてしまいます。その豆を活かすも殺すも
焙煎次第と再認識しました。
そして今回扱ったハワイカッピングコンテスト優勝のラスティーズハワイアン農園はとても素直な豆という印象でした。
ナチュラルという精製方法で仕上げられているのですが、ナチュラルとはいわばコーヒーの実を摘んで、実のまま何もせず乾燥作業に入り、その後実やパーチメント(殻)を脱穀して仕上げる方法です。
ナチュラルの特長はウォッシュド(水洗処理)とは違い、豆の味がダイレクトに味わえます。そのため品質の良い豆はおいしさが活かせるのですが、反面品質が悪い豆であれば雑味ばかりが目立ってしまいます。
焙煎の仕上がりは水分値がまばらなため煎りムラが出やすいのです。
ラスティーズハワイアン農園もナチュラルで仕上げられているので少々煎りムラがありました。
こういう場合は少し水分抜きの時間を長くとって均一に仕上がるようにしてあげます。
それ以外はとても素直な豆で、ハゼ音も反応が良いし分かりやすい。
新しい豆との出会いはいつもワクワクします。
今度はグアテマラのカップ・オブ・エクセレンス入賞のエルバレントン農縁が22日から発売します。
とても楽しみです。