明日はコーヒー教室

明日はコーヒー教室です。

講義内容はドリップ教室です。

家庭で飲むコーヒーが一番おいしくなる魔法のコツをお伝えします。

またスペシャルティコーヒーとスタンダードランクの飲み比べや、コーヒーの酸味の魅力についても実際に飲んでもらって実感してもらおうと考えています。

農作物は面白い

北海道からじゃがいもの有名品種「インカのめざめ」を取り寄せました。

噂通りの甘さと粘りがとても美味しいじゃがいもです。

今までいろいろな品種を取り寄せましたが、じゃがいももコーヒー同様農作物なので品種によって特徴が違ってとても面白いです。

コーヒーは品種が違っても使用目的がこーとしての飲用のみなので、じゃがいもはどういう料理に使用するかで品種を選べば使用用途を考えるだけでとてもワクワクします。

ちなみにインカのめざめはそのままの素材に近い調理方法が良さそうですね。

今日は蒸しましたが、皮のまま素揚げして塩コショウのみでたべても美味しいと思います。

明日から開幕

選抜高校野球、メジャーリーグ開幕と野球好きにはたまらない時期になりました。

そしていよいよ明日NPBもセ・パ両リーグが開幕します。

今季の広島どうなるでしょう。ワクワクします。

嬉しい事に評論家の方々の前評判では今年のカープをAクラスに推してくれている事がが多いのです。

まずはマエケン!スタートダッシュを成功させてくれ!

コーヒーの品質はごまかせない

コーヒーの焙煎に携わる人間はおいしいコーヒーを目指していろいろな事を試しています。

その中で確立されたものもあり、さもそれが「技術」であり「手法」かのような伝えられ紹介されたりしています。

専門的な用語ですが、「ダブル焙煎」「長時間焙煎」「生豆洗浄」という手法があります。

これらは焙煎方法であったり、焙煎前の生豆に加工を施したりするものです。

そして目的はどれも低品質なコーヒー豆の雑味を省くための手法として使われています。

ただこれらの手法を使って「おいしいコーヒー」が仕上がるかといえば違います。雑味と同時にコーヒーの良い香味も失われます。

低品質な豆は雑味が多いので、それを少しでもクリアに仕上げたい。そんな想いで確立された手法なのです。いわば妥協案です。

でも高品質なスペシャルティコーヒーであれば、雑味が少ないためいかに香味だけをしっかり活かすかを考えて焙煎できます。

コーヒー豆は豆を火で煎るというシンプルな調理法によって仕上げられているため味を足すことができません。

シンプルさゆえ品質はごまかせないのです。

BL米の行き着く先は・・・

お米は日本人の食文化に欠かせないものです。

毎日食べられていて、不味いなんて感じるお米はないほど品質も高いです。

僕はお米が好きで、毎年日本全国から取り寄せています。

そして先日お店で食に興味のあるお客さんとお米について話していたのですが、そこでとても面白い話を聞きました。

「新潟県のコシヒカリはもはやコシヒカリではない」と。

どういうことなのかといろいろ話を聞いて、僕もネットで調べてみました。

そうしたら関連の記事がいっぱいありました。

その一部を少し紹介します。

「米の王者」新潟コシヒカリにちょっとした「銘柄騒動」が起きている。

従来のコシヒカリにいもち病耐性の性質を付加するよう品種改良された新潟県特有の品種を作りました。これがコシヒカリBLというお米なのです。

そして問題なのがこのBL米を「コシヒカリ」と謳って消費者に売っているのです。

またJAは生産者に対してコシヒカリBLでなければ『新潟県産コシヒカリ』という名称では売れないよう圧力をかけ、無理やりBL米しか生産できない体制にしました。

「美味い」「不味い」は個人差が大きく、正解はないのですがやはり消費者の方から「不味くなった」「味が変わった」との声が多く噴出したようです。

コーヒー業界に携わる者として「新潟県コシヒカリ」に不安を感じます。

なぜならば生産効率ばかりを求めた品種改良は自らの首を絞める結果が強いからです。

1980年代のアメリカはコーヒーの大量消費国になっていました。そこでアメリカは生産国に対して徹底したコストダウン、生産効率ばかりを求めた品種改良を求めました。

それによってコーヒーの品質が著しく低下してしまい、結果的にアメリカのコーヒーの消費が激減してしまったのです。半分ほどになったそうです。

そこでアメリカはコーヒーの品質の向上を目指し、栽培方法、品種、精選を一貫して管理した豆を生産したのです。これがスペシャルティコーヒーなのです。

今までのコーヒーは不味かったのです。コーヒーもこれからワインの文化のように成熟していかなければなりません。

コシヒカリBL米。目先の利益に自らの足元をすくわれなければ良いのですが・・・。

期待を裏切らない

今日もたくさんの方が豆を購入して下さいました。

特に今日は四国中央市の常連さんや今治市の常連さん、西条市の常連さんが来てくれました。

この豆屋の仕事は地域密着型でとにかく商圏の範囲が狭いものだと思います。

勿論圧倒的に地元新居浜が多いのですがこの仕事を始めて実際のところ2割強は市外や県外の方が当店の豆を求めてくれています。

そして、引っ越しで県外に転居された今も当店の豆を求めてくれる方もいるのです。

豆を買うというだけなら色々なところで購入できます。スーパー、自家焙煎店などで大量に流通している豆(スタンダードランク)ならば当店の半値で購入できます。

僕の想いは僕自信がスペシャルティコーヒーに出会い、魅了され、このコーヒーをもっと世に広めたいと店を始めました。

勝手な妄想ですがその僕の想いに共感してきださるお客さんがいると思っています。

さらなる豆への探求心を高め、焙煎についても突き詰め、お客さんにいかに美味しく飲んでもらうかを考え、実行していきます。

「あそこの味は落ちた」そんな事をいわれないよう、期待を裏切らないよう邁進したいと思います。

いつも来てくださるお客さんに感謝です。

C.O .E 入賞グアテマラ・エルバレントン農園発売開始

本日からカップオブエクセレンス入賞のグアテマラ・エルバレントン農園が発売開始しました。

早速2kgほど出ました。

また、今日はたくさんのお客さんに来店頂き豆がよく出たのでずっと焙煎室にいました。

明日もエルバレントン農園の予約が入っています。

ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

お問い合わせはtel0897−36−3091まで

明日C.O.E入賞グアテマラ・エルバレントン発売

いよいよ明日からカップ・オブ・エクセレンス入賞のグアテマラ・エルバレントン農園が発売開始いたします。

ダークチョコ、ライム、スムースマウスフィール。素晴らしい香味を味わってください。

スペシャルティコーヒーの中でも品質の良いコーヒーとは何かが分かります。

C.O.Eグアテマラ・エルバレントン農園の焙煎度

C.O.E入賞のグアテマラ・エルバレントン農園の焙煎度が決定しました。

エルバレントン農園はコクが魅力的な豆だったので、少し酸味を活かしつつコクをしっかり味わえるように焙煎を施すようにしました。焙煎度はシティです。

ここで1つ焙煎についてお話します。

焙煎というのは各お店の焙煎士がその豆の香味が一番活かされるであろうという考えの下、豆を煎り上げます。

そのため焙煎士によって様々で、どの焙煎度が正解というのはありません。

ただ焙煎に携わって7年になりますが寂しいのは「酸味」に対する固定観念です。

「モカって酸っぱくて苦手」という言葉をお客さんからいただきます。

コーヒーのおいしい酸味とは「酸っぱさ」ではなく「柑橘類のフレッシュな酸味」なのです。

これも焙煎の違い、また豆の品質によって違いが出てくるのですが、主に大手焙煎業者の施す焙煎は僕の煎り上げる焙煎とは違い、ごくごく浅煎りで煎りあげられています。

そうすると皆さんのもってる酸っぱいイメージの豆になるのです。またモカといってもエチオピア産もあればイエメン産もありその中でも品質はまちまちです。

当店であつかっているエチオピアのモカでもハラー、レケンプティ、シダモ、ジマなどの銘柄があって品質も千差万別。

低品質な豆で効率だけを求めた焙煎では到底おいしい豆に煎り上がるはずはありません。

「酸味が苦手」という方はぜひ当店のイルガチェフを試していただきたいです。