新豆=一期一会

エチオピア・モカ・イルガチェフの新豆が届きました。

今年の仕上がりを見るべく早速焙煎し、テースティングを行いました。

コーヒーは農作物なので毎年品質が違います。まさに一期一会なのです。

すでに日本でもお馴染みになっているボジョレーヌーボーの試飲はワインが普及して、文化として根付いている証拠だと思います。

コーヒーの世界はというとスペシャルティコーヒー以降の話なのでごくごく近年の浅い歴史しかなく、一般の方にはまだまだ馴染みがなくコーヒーは毎年品質が違うというのがピンと来ないと思います。

ただ先述した通りワインと同じ農作物であるコーヒーも同じなのです。

ちなみにテースティング結果を書きますが、今年の出来はなかなか良い出来だと思います。

お店で出している焙煎度より少し浅く煎り上げましたが、カップは綺麗で濁りはなく、酸味もしっかりあって甘味も感じられ、香りももう少し深く煎りあげれば強く出ると思います。

ここ数年イルガチェフの品質は芳しくありません。その中では今年の出来は良い方だと思います。

近日新豆も店頭に並びます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です