注目のダルビッシュ有投手の落札球団と金額が明らかになりました。
やはり予想通り松坂投手をこえる5170万ドル(約40億3300万円)となり、交渉権を得たのはレンジャースでした。
ただ円高というのは怖いですね。
ドルで見た場合はダルビッシュ投手が上回っていますが、当時の為替レートになると松坂投手の入札額は5111万ドルなので約60億円となり、20億円近い差額なのですから日本ハムとしては惜しいですね。
しかし今季のFAはとても賑やかです。
僕の勝手なイメージですが、プロ選手はより良い条件(金銭など)に行くものだと思っています。
カープファンの僕としては過去の4番の連続流出の経験があるので思いがちなのです。
ただ今季は栗原選手は残留決定。他球団との交渉をしていたら間違いなく年俸は跳ね上がっていたはずです。でも「広島で優勝したい」と想いを持っての残留決定への運びとなったのです。
また巨人入りが決定した村田修一選手も金銭面ではベイスターズの方が提示額が高かったそうですが、「優勝したい」という想いで移籍を決定したそうです。
そして、杉内投手。こちらも巨人移籍が決定しました。
移籍決定を耳にした時僕は「やっぱり条件の良い巨人か」と思いましたが、昨日テレビで涙を流し語る杉内投手をみて驚きました。
移籍決定への運びが、昨季の契約更改時、球団幹部との交渉の間で「FAを獲ったとしても必要とする球団はない」の発言で不信感を抱いたことによるものでした。
そして今季の条件面はあまり変わらないのですが、巨人への移籍を決意したそうです。
あたりまえの結果ですね。ソフトバンクはこの失態に球団の取締役が辞任となりました。
ソフトバンクは和田投手、ホールトン投手、杉内投手の43勝の3人が抜け、さらに主軸の川崎選手も抜けたのですから相当な痛手ですね。
反して巨人はホールトン投手、杉内投手、村田選手の大型補強に成功し、さらに層が分厚くなるのですから。なんとも恐ろしいことです。