今日は広島生まれの僕にとって忘れてはいけない日です。
広島に原爆が投下された日です。
平和が当たり前の時代に僕は生まれました。
でも祖母、そして今は亡き祖父は戦乱を生きました。また、数少ない被爆者健康手帳を持つ被爆者です。
いつも祖父は幼少期の僕の手を引き原爆ドームに連れて行きました。
その後、不気味に光る銀色の飛行機「エノラゲイ」の話や原爆投下の瞬間や自身の健康状態が悪くて戦地に行くことが出来ず周りから白い目で見られ肩身の狭い思いをした事。
また祖父の出生地である長崎に帰り9日に2発目の原爆投下に遭ったこと。
祖父は僕に語ってくれました。
幼少期祖父が貴重な話をしてくれていた事には気づきませんでしたが、この歳になって祖父が語っていてくれたことによって戦争に対する興味、関心が持てているのだと思います。
今の平和が過去の悲惨な戦争によって成り立っている事を僕達は忘れてはいけません。