先ほどまでBS日テレで放送されている「ブランドストーリー」を見ていました。
今回特集されていたのは「ジョンロブ」です。
革靴好きな方なら誰でも知っているイギリス製最高級靴です。
映画007のジェームス・ボンドが愛用している靴です。
僕の父親が靴好きであったため、高校生の頃から革靴を買い始めましたが、未だ手に入れる事が出来ない靴です。
番組はジョンロブのビスポーク(オーダー靴)に掛ける拘りの内容でした。
まず足を細かく採寸し、木型を作り、試着用の靴を2、3ヵ月掛けて作りフィッティングして、アッパーやヒールカップをナイフで切り、履いた状態の足と靴の馴染み方を細かく見て、新たに修正した靴を数ヶ月掛けて仕上げるそうです。
他のブランドでは試着用の靴は作らないそうです。
流石はNo.1と名高い靴です。他のブランドを陵駕しています。
本当に職人の拘りを感じます。
僕が思う職人仕事は「最高の逸品を作る為にどれだけ無駄な時間を費やせるか」だと考えています。
それにしても、最近は大量生産、大量消費の文化が根付いています。技術が必要で生産性の少ない職人仕事はどんどん減っています。
それでも僕は何十年履ける職人さんの作りあげる靴が好きです。
因みに僕の一番古い革靴は手入れし、修理をしつつ、15年以上履いています。