つくづく素材の重要性を感じる

焙煎士の仕事はおいしいコーヒーをお客さんに届ける。これに尽きると思います。

その為には「確かな焙煎」と「素材選び」が重要となります。

ですが「素材選び」は今までのコーヒー業界では重要視されず、焙煎と抽出の技術でおいしいコーヒーは作られると考えられてきました。

ですが近年(2000年以降)コーヒーはどこで作られ、どういう品種で、どういう風に精製されているかが重要だと気づき、香味による評価のもとランク分けされるようになりました。

そのトップランクをスペシャルティコーヒーといい今ではとても銘柄も豊富になりました。

そして、スペシャルティコーヒーを扱うお店の焙煎士の仕事として「素材選び」という重要な仕事が新たに増えました。

僕自身お店を開業するまでに約200種類の豆を試し、お店のオープン当時の7種類を厳選しました。

今でもさらなる高品質の豆と出会うべく、さまざまな豆を取り寄せテースティングを行なっています。

先日もサンプルを3銘柄送ってもらい、テースティングを行なう予定です。

そしてテースティングをすればするほど「おいしいコーヒーは素材なくして成しえない」と思うようになりました。

そう思うと栽培方法が気になり、コーヒーの生豆が出来るまでにまで興味は及びました。もちろん色々な資料で勉強していますが現地に行った事はないので分からない部分が多いのです。

いつか各国の農園を巡る事が出来ればと思います。

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